特許
J-GLOBAL ID:200903075060149289

熱媒体搬送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 忠昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-094861
公開番号(公開出願番号):特開2007-271120
出願日: 2006年03月30日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】 熱利用プラントの受入圧力を最適に維持し、これによって、熱搬送媒体を搬送するための動力の削減を図ることができる熱媒体搬送システムを提供すること。【解決手段】 熱を供給する熱供給プラント104と、熱を利用する熱利用プラント106とを備え、供給プラント104と熱利用プラント106とが往き搬送流路108及び戻り搬送流路110を介して接続されている熱媒体搬送システム。熱利用プラント106は複数の熱利用装置124を備え、これら熱利用装置の流入側には、受入圧力検知手段154が設けられ、熱源コントローラ130は、各熱利用装置124の流入側の受入圧力とその許容最低受入圧力との受入圧力差を演算し、受入圧力差が最も小さい特定熱利用装置の受入圧力が特定熱利用装置の許容最低受入圧力となるように熱源機118及び送給ポンプ120を作動制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱を供給する熱供給プラントと、熱を利用する熱利用プラントとを備え、前熱供給プラントと前記熱利用プラントとが往き搬送流路及び戻り搬送流路を介して接続され、熱を搬送する熱搬送媒体が前記熱供給プラント、前記往き搬送流路、前記熱利用プラント及び前記戻り搬送流路を通して循環される熱媒体搬送システムであって、 前記熱供給プラントは、熱を発生する熱源機と、熱搬送媒体を送給するための送給ポンプと、前記熱源機及び前記送給ポンプを作動制御するための熱源コントローラとを備えており、 前記熱利用プラントは、相互に並列に配設された複数の熱利用装置を備え、前記複数の熱利用装置の流入側の各々が前記往き搬送流路に接続され、それらの流出側の各々が前記戻り搬送流路に接続されており、 前記複数の熱利用装置の流入側の各々には、流入する熱搬送媒体の流体圧力を検知するための受入圧力検知手段が設けられており、 前記熱源コントローラは、前記複数の熱利用装置について、各熱利用装置の流入側の受入圧力とその許容最低受入圧力との受入圧力差を演算し、前記受入圧力差が最も小さい特定熱利用装置の前記受入圧力が前記特定熱利用装置の前記許容最低受入圧力となるように前記熱源機及び前記送給ポンプを作動制御することを特徴とする熱媒体搬送システム。
IPC (1件):
F24F 11/02
FI (1件):
F24F11/02 102L
Fターム (2件):
3L060CC15 ,  3L060EE34
引用特許:
出願人引用 (1件)

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