特許
J-GLOBAL ID:200903075062770258

可動永久磁石を有する電磁気的な駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-162126
公開番号(公開出願番号):特開平11-055907
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 公知装置の不都合な点を回避する一方で、現行装置の性能と同様な性能を有する起動装置を提供する。【解決手段】 本発明の電磁気的な駆動装置は、可動部材1が1つ以上の磁化部分2を含む場合、可動部材の全ての磁化部分が同一方向に磁化され、磁化部分の材料が、少なくとも100°Cに等しい温度まで、そして、少なくともその絶対値が前記材料の残留磁気の0.5倍にほぼ等しい磁束密度の負値まで、実際に線形な減磁特性を有し、磁化部分の各々の平均作動点が、コイル12,13に電流が流れていない場合、磁性材料の残留磁気の値の0.5倍よりも小さな磁束密度の値になるよう磁気回路部分5および磁化部分が調節される。
請求項(抜粋):
ステータ構造と、移動方向に直交に磁化される1つ以上の磁化部分を含む可動部材とを備えた電磁気的な駆動装置であって、前記磁化部分が、空気の可逆透磁率に近い可逆透磁率を有する材料から形成されると共に、全体的な作動範囲において、実際に線形な減磁特性とこの特性に実際に合致する直線状リコイル線とを有し、前記ステータ構造が、高透磁率の材料から形成された少なくとも1つの第1磁気回路部分を備え、前記第1磁気回路部分がそれぞれ2つの極部分を有し、前記ステータ構造が、前記第1磁気回路部分に接続された少なくとも1つの電気的な励磁コイルを更に備え、前記可動部材またはステータ構造が、高透磁率の材料から形成され、前記極部分の各々を伴ってエア・ギャップを形成するように配列された少なくとも1つの第2磁気回路部分を備え、これら全てのエア・ギャップが前記極部分の面に直交に測定された場合に実質的に同一の一定長を有し、前記第1および第2磁気回路部分が一体となって1つ以上の閉磁気回路を形成しており、前記駆動装置が、前記磁化部分が前記エア・ギャップを通って移動できるように構成されており、これら磁化部分が、各々、前記磁化方向で測定した場合に実質的に一定長を有し、前記一定長が、各エア・ギャップの長さよりも、前記可動部材の前記エア・ギャップを通じての移動できるように必要とされる機械的クリアランス分だけ短く、前記可動部材の各磁化部分が1つの極部分の幅と同一磁気回路の前記2つの極部分間の幅との合計を越えることがない幅を有し、これら全ての幅が、前記移動の方向で測定されていることから成る電磁気的な駆動装置において、前記可動部材が1つ以上の磁化部分を含む場合、前記可動部材の全ての磁化部分が、同一方向に磁化され、前記磁化部分の材料が、少なくとも100°Cに等しい温度まで、そして、少なくともその絶対値が前記材料の残留磁気の値の0.5倍にほぼ等しい磁束密度の負値まで、実際に線形な減磁特性を有し、そして、前記磁化部分の各々の平均作動点が、前記励磁コイルに電流が流れていない場合、前記材料の残留磁気の値の0.5倍よりも小さな磁束密度の値になるよう前記磁気回路および磁化部分が調節されることを特徴とする電磁気的な駆動装置。
IPC (2件):
H02K 15/03 ,  H02K 21/24
FI (2件):
H02K 15/03 A ,  H02K 21/24 M

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