特許
J-GLOBAL ID:200903075068183524

エンジンのバルブタイミング可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151712
公開番号(公開出願番号):特開平5-340227
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 バルブの開弁タイミングの進角と閉弁タイミングの遅角とを衝撃を伴わずに、同時に行えるエンジンのバルブタイミング可変装置を提供する。【構成】 カムプーリに連結されたサンギヤ6と、カムシャフトに連結されたリングギヤ7と、複数のピニオンギヤ8と、複数のピニオンギヤを回転自在に支持するキャリヤ10とを備えた遊星歯車機構11が設けられ、遊星歯車機構のキャリヤがカムシャフトの軸線のまわりで揺動可能に構成され、1以上のピニオンギヤがピニオン軸9aに固設され、ピニオン軸がキャリヤに回転自在に支持されて、ピニオンギヤと一体に回転する。ピニオン軸には偏心カム18が固設され、偏心カムに対する係合面を備えた部材19がカムシャフトの軸線のまわりで揺動可能にキャリヤに並設される。部材またはキャリヤを択一的に係止する係止部材23が設けられ、部材係止時に、偏心カムの回動に伴ってキャリヤがクランクシャフトの回転に同期して揺動されて、カムプーリに対するカムシャフトの位相が変更される。
請求項(抜粋):
クランクシャフトにより回転駆動されるカムプーリがカムシャフトに設けられ、該カムシャフトに取付けられたカムにより開閉駆動されるバルブの開閉動作の前記カムプーリに対する位相が変更されるように構成されたエンジンのバルブタイミング可変装置において、前記クランクシャフトの回転に同期して回動される偏心カムと、該偏心カムの回動に伴って揺動する揺動部材と、該揺動部材の揺動に基づいて、前記バルブの開閉動作の前記カムプーリに対する位相を進角側および遅角側に交互に反復変更する手段とを備えてなることを特徴とするエンジンのバルブタイミング可変装置。

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