特許
J-GLOBAL ID:200903075073459970

車両用ドアの衝突後の開扉性確保装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大房 孝次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324682
公開番号(公開出願番号):特開平10-152069
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 正面衝突時、フロントドアが後方へ変位したとき、フロントドアの後部を側外方へ変位させることにより、フロントドア後端部のリヤドア前端部へのかみ込みを防止し、衝突後の開扉性を確保する。【解決手段】 センタピラー3の断面内に前方腕部6aと側方腕部6bとを有するシーソー部材6を軸着する。前方腕部6aはセンタピラー3の前方穴8bより前方に突出して先端部がフロントドア1の後面部11bに近接対向し、側方腕部6bはセンタピラー3の側外方穴8bより側外方に突出して先端部がフロントドア1の段差面部11cに近接対向し、正面衝突時の入力荷重にてフロントドア1が後退するとき、フロントドア後面部11bが前方腕部6aを押しシーソー部材6を回動させることで、側方腕部6bが側外方へ突出して段差面部11cを側外方に押圧し、フロントドア1の後部を側外方へ押出し変位させるようにした。
請求項(抜粋):
前端部分がドアヒンジによりフロントピラーに回動可能に取付けられ後端部分がセンタピラーに閉止されるフロントドアと、前端部分がドアヒンジによりセンタピラーに回動可能に取付けられ後端部分がリヤピラーに閉止されるリヤドアとを有する車両において、正面衝突にてフロントドアに入力した後方向への衝突荷重を側外方向へ方向変換し、側外方向へ方向変換した衝突荷重にてフロントドア後部を側外方へ押出し変位させる荷重方向変換機構を、上記センタピラーに設けたことを特徴とする車両用ドアの衝突後の開扉性確保装置。
IPC (3件):
B62D 25/04 ,  B60J 5/04 ,  B60R 21/02
FI (3件):
B62D 25/04 B ,  B60R 21/02 M ,  B60J 5/04 Z

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