特許
J-GLOBAL ID:200903075086162054
鉄道車両の乗り心地と異常動揺の検知方法及び車両用緩衝器と軌道の状態判断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166361
公開番号(公開出願番号):特開平8-015098
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 鉄道車両の乗り心地及び異常振動を走行中にリアルタイムに計算、表示することにより、車両の安全性が常に確保され、かつ得られたデータから軌道状態や車両のばねやダンパ等の緩衝器系の劣化を簡単に判断する方法を提供する。【構成】 車体または台車に設けた振動加速度計により検知した左右振動加速度信号及び上下振動加速度信号を処理装置に入力し、該処理装置内においてA/D変換装置によりディジタル化した後、演算処理して乗り心地及び異常動揺をリアルタイムに評価する。また、求めた列車の1走行区間の乗り心地及び異常動揺をデータベースとして記録しておき、以後の走行時の評価と比較演算して軌道状態の悪化点や車両の緩衝器の劣化を検知する。
請求項(抜粋):
車体に設けた振動加速度計により検知した複数の左右振動加速度信号及び複数の上下振動加速度信号を同時に処理装置に入力し、該処理装置内においてA/D変換装置によりディジタル化した後、下記1式を用い複数個の左右、上下振動についてそれぞれ演算処理し、それぞれの乗り心地Lを同時に求め、下記表の乗り心地区分または乗り心地レベルにより複数箇所、方向の乗り心地を、リアルタイムに評価することを特徴とする鉄道車両の乗り心地検知方法。【数1】ただし、 L : 乗り心地レベル(dB)aref : 基準加速度(いき値) 10-5(m/s2)aw(t) : 重みづけ後の振動加速度 (m/s2)T : 平均時間【表1】
IPC (2件):
引用特許:
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