特許
J-GLOBAL ID:200903075093404764

航空機の機種識別装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271837
公開番号(公開出願番号):特開平9-089646
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】航空機騒音に基づく航空機の機種識別精度を改善しようとする。【解決手段】検出バンドレベル最大値データを、当該検出バンドレベル最大値データの平均値でなる検出バンドレベル平均値データによつて相対化するようにしたことにより、一段と分散が少なく、従つて高い精度で航空機の機種識別処理を実行できる。また使用する周波数バンドの指定を変更できるようにしたことにより機種識別精度を高めることができる。また各機種ごとの基準バンドレベルデータを学習動作により累積又は修正できるようにしたことにより、機種識別精度を高めることができる。
請求項(抜粋):
未知の航空機が測定点又はその近傍を通過する間の航空機騒音の変化を表す第1の航空機騒音測定信号の第1の特徴データを、既知の航空機が測定点又はその近傍を通過する間の航空機騒音の変化を表す第2の航空機騒音測定信号の第2の特徴データと比較し、一致したとき上記未知の航空機の機種が当該一致した既知の航空機の機種であると識別する航空機の機種識別装置において、上記第1の航空機騒音測定信号に含まれている周波数成分を複数の周波数バンドごとに分離し、上記各周波数バンドに所属する周波数成分のうち最大値をもつ周波数成分を上記各周波数バンドから複数の検出バンドレベル最大値データとして得る検出バンドレベル最大値データ形成手段と、上記検出バンドレベル最大値データ形成手段から得られた上記複数の検出バンドレベル最大値データを平均値演算することにより検出バンドレベル平均値データを得ると共に、上記複数の検出バンドレベル最大値データと上記検出バンドレベル平均値データとの差分を求めることにより複数の相対化バンドレベルデータを上記第1の特徴データとして得る相対化処理手段と、上記第1の特徴データとして上記相対化処理手段から得られる上記相対化バンドレベルデータに最も近似する基準バンドレベルデータを上記第2の特徴データから選定して対応する機種を上記未知の航空機の機種として特定する機種検索手段とを具えることを特徴とする航空機の機種識別装置。
IPC (2件):
G01H 3/00 ,  G01H 3/08
FI (2件):
G01H 3/00 A ,  G01H 3/08

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