特許
J-GLOBAL ID:200903075103403303
超音波映像装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195187
公開番号(公開出願番号):特開平10-014917
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】超音波診断のための生体内の関心部位(ROI)即ち映像化対象部位からの受信信号レベルに対する画像表示輝度値のカーブ(関数)を自動制御し、または、エコー検出感度を自動的に制御する超音波映像装置を提供する。【解決手段】生体内に超音波を送受信する超音波探触子1と、前記探触子1に電気信号を送信する送波回路5と、生体内から戻るエコー信号を受信増幅する受波回路6と、エコーの到達時刻により異なるゲインを与えて増幅する深度ゲイン制御部9と、エコー信号を一時記憶するラインメモリ11と、上記超音波ビーム走査からTV表示に好適なXXY走査に走査変換するスキャンコンバータ12と、画像表示部4とを有した超音波装置へ、ディスプレイ上で診断対象となる関心領域(ROI)を設定するROI設定器14と、設定されたROIに対応するビーム方向と深度に対しゲイン制御カーブを演算・記憶し出力する深度ゲイン制御カーブ演算メモリ15と、該ROIの映像信号レベルの分布を演算する演算処理部16とを設ける。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送受信する超音波探触子と、前記探触子に送波パルスを送信して超音波ビームを発生させると共に被検体内診断部位から戻るエコー信号を受信増幅しその反射エコーの発生した深度に応じたゲインを与えて増幅した後ビデオ信号処理する超音波回路部と、この超音波回路部から出力されるエコー信号をディジタル変換して記憶すると共に画像表示部の走査信号に同期して記憶内容を読み出すディジタルスキャンコンバータ部と、このディジタルスキャンコンバータ部からの出力信号をビデオ信号に変換して超音波画像として表示する画像表示部と、前記各構成要素を制御し被検体内を超音波ビームで走査して前記超音波画像を得る超音波映像装置において、前記ディジタルスキャンコンバータ部に、表示された画像上で操作者が診断対象とする関心領域を設定するROI設定器と、このROI設定器で設定された関心領域に対応する映像信号レベルの分布を演算する演算処理部と、この演算処理部の演算結果を用いて前記関心領域の受信信号レベルに対する表示輝度値カーブを発生する関心領域輝度制御手段とを備え、表示される画像の前記関心領域部を適正な輝度に自動制御して表示することを特長とする超音波映像装置。
IPC (3件):
A61B 8/00
, G01B 17/00
, G01N 29/22 501
FI (3件):
A61B 8/00
, G01B 17/00 C
, G01N 29/22 501
引用特許:
審査官引用 (3件)
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超音波診断装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-060391
出願人:株式会社東芝
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特開昭62-286180
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特開昭64-062138
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