特許
J-GLOBAL ID:200903075106002946
製鉄副生ガスを利用した溶融炭酸塩型燃料電池発電-排ガス回収複合システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119452
公開番号(公開出願番号):特開平11-312527
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、製鉄副生ガス2種を溶融炭酸塩型燃料電池のアノード、カソード両極用ガスとして別々に供給し高効率発電を行いつつ、溶融炭酸塩型燃料電池の二酸化炭素輸送能を活用し、アノード排ガス中に濃縮した二酸化炭素を回収し固定化する地球温暖化ガス固定型省エネシステムを提供すること。【解決手段】 製鉄副生ガスの内、コークス炉ガス(COG)または、その水蒸気改質ガスをアノード供給ガスとし、高炉ガス(BFG)の燃焼排ガスを所定の二酸化炭素/酸素濃度比に調整後カソード供給ガスとして別々に一個の溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)に供給し高効率発電を行い、製鉄副生ガス有効利用型省エネ発電を実現すると共に、溶融炭酸塩型燃料電池の二酸化炭素輸送能を活用し、アノードに濃縮される二酸化炭素を低エネルギーで分離・回収し既存化学品の原料として利用し、化学物質の形態で固定化することにより製鉄-化学に跨る産業横断型プロセス効率化を図り、地球温暖化ガスの排出低減を可能とする複合システム。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)を用いた発電システムにおいて、製鉄プロセスで発生する複数の副生ガスをアノードガス及びカソードガスとして供給するMCFC発電を行うとともに、アノード排ガスから二酸化炭素を分離、回収することを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池発電-排ガス回収複合システム。
IPC (3件):
H01M 8/00
, C01B 31/20
, H01M 8/06
FI (4件):
H01M 8/00 Z
, C01B 31/20 B
, C01B 31/20 A
, H01M 8/06 G
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