特許
J-GLOBAL ID:200903075121633057

燃料電池装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084519
公開番号(公開出願番号):特開平11-283648
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 固体高分子形燃料電池を循環する循環水における金属イオンを低濃度に維持して固体高分子形燃料電池による電力変換効率の低下を防止する。【解決手段】 装置の運転を開始するとタイマー116により燃料電池40の累積駆動時間を計時し、燃料電池40の累積駆動時間が所定のしきい値に達した場合には燃料電池40を駆動停止させ、電磁開閉弁82を開として排水管80を通してメインタンク56内の循環水を装置外部へ排水する。排水完了後に電磁開閉弁82を閉に復帰させ、サブタンク58からメインタンク56へ純水を給水する。ここで、燃料電池40の駆動時間の増加と共に循環水の金属イオンが濃化することから、しきい値は循環水が電力変換効率を低下させる金属イオン濃度となる累積駆動時間より十分短い時間に設定される。
請求項(抜粋):
燃料ガス中の水素を水の介在の基に空気中の酸素と反応させて電気エネルギーを発生する固体高分子形燃料電池と、前記固体高分子形燃料電池の給水部及び排水部に接続され固体高分子形燃料電池へ水を循環させる水循環手段と、開状態では前記水循環手段から循環水を排水し、閉状態では循環水の排水を停止する排水手段と、前記固体高分子形燃料電池が駆動された駆動時間の累積値が所定のしきい時間へ到達した場合に、前記排水手段を開状態として循環水を排水させた後、前記排水手段を閉状態に復帰させる制御手段と、を有することを特徴とする燃料電池装置。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/04 K ,  H01M 8/04 N ,  H01M 8/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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