特許
J-GLOBAL ID:200903075123633860

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064013
公開番号(公開出願番号):特開平5-265468
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】人間に不快感を与えることなく、且つ、騒音制御の劣化を招くことなく、同定処理を行えるようにする。【構成】車室10内の暗騒音レベルを検出する暗騒音レベル検出部42の検出結果に基づいて、同定音のレベルが暗騒音レベルよりも所定レベル低くなるように、同定信号生成部41で生成した同定信号x0 をゲイン調整部43でゲイン調整して同定信号aとし、この同定信号aを適応型ディジタルフィルタW0 ,W1 から出力される信号y0 ,y1 に重畳してラウドスピーカLS0 ,LS0 に供給する。そして、同定信号aと、マイクロフォンMP0 ,MP1 が検出した残留騒音e0 ,e1 とに基づいて、適応処理部44,45でフィルタC00’’〜C11’’のフィルタ係数を更新し、そのフィルタC00’’〜C11’’が伝達関数C00〜C11に収束したら、フィルタC00’〜C11’をそのフィルタC00’’〜C11’’で置換する。
請求項(抜粋):
騒音源から騒音が伝達される空間に制御音を発生可能な制御音源と、前記空間内の所定位置における残留騒音を検出する残留騒音検出手段と、前記騒音源の騒音発生状態を検出し基準信号として出力する騒音発生状態検出手段と、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の音響伝達に相当する信号処理を行う信号処理手段を含んで構成され且つ前記基準信号及び前記残留騒音に基づいて前記空間内の騒音が低減するように前記制御音源を駆動させる能動制御手段と、前記空間内の暗騒音レベルを検出する暗騒音レベル検出手段と、前記暗騒音レベルに応じた同定音を前記空間内に発生する同定音発生手段と、前記同定音と前記残留騒音とに基づいて前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の音響伝達特性を求めて前記信号処理手段の処理内容を更新する更新手段と、を備えたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/06 ,  H03H 21/00

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