特許
J-GLOBAL ID:200903075124859803

焼成色鉛筆芯及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016819
公開番号(公開出願番号):特開平9-208878
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 十分な発色性、描線濃度をもちながら、機械的強度、即ち、曲げ強度、引張強度、衝撃強度等に優れた、焼成芯体にインクを含浸した焼成色鉛筆芯及びその製造方法を提供する。【解決手段】 体質材として平均粒子径が3〜15μmの窒化硼素と有機質の賦形材を含む配合組成物を混練、押出成形、非酸化性雰囲気で焼成することにより、該有機質の賦形材が炭化された炭素をバインダーとする第1焼成芯体を形成し、該第1焼成芯体を酸化雰囲気中で加熱して炭素のバインダーを酸化除去させた、体質材として平均粒子径が3〜15μmの窒化硼素からなる第2焼成芯体を形成し、該第2焼成芯体の気孔内に、ペルヒドロポリシラザン含有液を含浸し、窒素雰囲気等の不活性雰囲気中又はアンモニアガス雰囲気中での熱処理により窒化珪素を生成させ、気孔率が5〜35%、容積基準メジアン細孔直径が0.05〜0.3μmの第3焼成芯体を形成し、該第3焼成芯体の気孔内にインクを充填させてなることを特徴とする焼成色鉛筆芯。
請求項(抜粋):
体質材として平均粒子径が3〜15μmの窒化硼素と有機質の賦形材を含む配合組成物を混練、押出成形、非酸化性雰囲気で焼成することにより、該有機質の賦形材が炭化された炭素をバインダーとする第1焼成芯体を形成し、該第1焼成芯体を酸化雰囲気中で加熱して炭素のバインダーを酸化除去させた、体質材として平均粒子径が3〜15μmの窒化硼素からなる第2焼成芯体を形成し、該第2焼成芯体の気孔内に、ペルヒドロポリシラザン含有液を含浸し、窒素雰囲気等の不活性雰囲気中又はアンモニアガス雰囲気中での熱処理により窒化珪素を生成させ、気孔率が5〜35%、容積基準メジアン細孔直径が0.05〜0.3μmの第3焼成芯体を形成し、該第3焼成芯体の気孔内にインクを充填させてなることを特徴とする焼成色鉛筆芯。

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