特許
J-GLOBAL ID:200903075134492576

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-030962
公開番号(公開出願番号):特開平6-244054
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 金属蒸着膜の自己回復性が良好で、かつ安定したヒューズ作用が得られる金属化フィルムコンデンサを提供する。【構成】 フィルム基材6と、その側縁に沿って2〜10Ω/sqの厚さで帯状に亜鉛を蒸着した接続部32と、接続部32から離間してフィルム基材6の長手方向に並ぶ矩形状に6〜30Ω/sqかつ前記接続部の抵抗値の2〜7倍以上の抵抗値となる厚さで亜鉛を蒸着した電極部4と、各電極部4と接続部32とを導通させる亜鉛製のヒューズ部14とを具備する第1フィルム30を、別のフィルム基材20の上面に亜鉛蒸着膜を形成した第2フィルム2と重ねて円柱状に巻回し、この巻回体の両端にそれぞれ電極18,26を配置した。接続部32、電極部4およびヒューズ部14上には、SiOxからなる厚さ0.1〜10mg/m2 の保護層34が設けられている。
請求項(抜粋):
一定幅で長尺のプラスチック製のフィルム基材と、前記フィルム基材の上面に、前記フィルム基材の一方の側縁に沿って抵抗値1.5〜10Ω/sqとなる厚さで帯状に亜鉛を蒸着した接続部と、前記フィルム基材の上面に、前記接続部から離間して、前記フィルム基材の長手方向に一定間隔毎に並ぶ矩形状に6〜30Ω/sqかつ前記接続部の抵抗値の2〜7倍以上の抵抗値となる厚さで亜鉛を蒸着した電極部と、前記各電極部と前記接続部とをそれぞれ導通させる亜鉛蒸着膜製のヒューズ部とを具備し、前記接続部、前記電極部および前記ヒューズ部上には、Si酸化物,Ti酸化物,Zr酸化物,Sn酸化物,Y酸化物,またはインジウム錫酸化物から選択される1種または2種以上の物質が0.1〜10mg/m2 蒸着された保護層が設けられているフィルムコンデンサ製造用フィルムを第1フィルムとする一方、プラスチック製フィルム基材の上面に亜鉛蒸着膜を形成したものを第2フィルムとし、前記第1および第2フィルムを重ねて巻回し、この巻回体の両端にそれぞれ電極を配置することにより、一方の電極を第1フィルムの接続部と導通させ、他方の電極を前記第2フィルムの亜鉛蒸着膜と導通させたことを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/24 321 ,  H01G 4/24 ,  H01G 4/32 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-234010
  • 特開平1-158714
  • 特開平3-234010
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