特許
J-GLOBAL ID:200903075137332316
燃料電池発電装置の冷却水温度の調節方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167278
公開番号(公開出願番号):特開平8-031435
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】運転停止時に冷却水の温度を下げて、燃料電池本体を100°C以下の安全な低温度に冷却する。【構成】燃料電池本体1へ冷却水を供給し、加熱排出された二相流を導入して蒸気と水とに分離し、水蒸気の一部を燃料改質器11へ供給する水蒸気分離器21と、燃料電池本体1からの反応排出空気ならびに燃料改質器11からの燃焼排ガスに含まれる水分を回収する生成水回収器41との間に、水蒸気分離器21へ生成水を補給する補給水配管48と、水蒸気分離器21の冷却水を生成水回収器41へ送るブローダウン配管50とを備えた燃料電池発電装置において、ブローダウン配管50の絞り機構49と並列に自動開閉弁61を設け、運転停止時には開状態とし、多量の冷却水を水蒸気分離器21と生成水回収器41との間を循環させて充分低い温度とし、燃料電池本体を冷却する。
請求項(抜粋):
燃料電池本体へ冷却水を又燃料改質器へ水蒸気を供給し、燃料電池本体で加熱排出された二相流の冷却排出水を導入して蒸気と水とに分離する水蒸気分離器と、燃料電池本体の空気極から排出される反応排出空気ならびに燃料改質器から排出される燃焼排ガスに含まれる水分を回収する生成水回収器とを備え、前記生成水回収器の生成水を前記水蒸気分離器に供給する補給水配管を有する燃料電池発電装置において、前記水蒸気分離器と前記生成水回収器との間を弁を介して接続し、燃料電池発電装置の運転を停止する時、前記弁を開閉することにより前記水蒸気分離器内の冷却水を前記生成水回収器へ供給して冷却し、前記補給水配管により前記水蒸気分離器へと戻すことにより前記水蒸気分離器内の冷却水の温度を調整することを特徴とする燃料電池発電装置の冷却水温度の調節方法。
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