特許

J-GLOBAL ID：200903075138150718

覚醒状態移行装置および覚醒状態移行方法

発明者： 藤井 徹 ,  加茂 正充 ,  志岐 尚仁 ,  芳賀 豊 ,  石田 勉
出願人/特許権者： オムロン株式会社
代理人 (1件)： 稲本 義雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-087854
公開番号（公開出願番号）：特開平9-276409
出願日： 1996年04月10日
公開日（公表日）： 1997年10月28日
要約：

【要約】【課題】 生体の睡眠深度を正確に検出し、睡眠深度に対応した刺激を与えて生体を快適に覚醒させる。【解決手段】 腕時計の裏面に設置された皮膚インピーダンス用電極(温熱発汗検出電極)21-1、皮膚インピーダンス用電極(基準電極)21-2、および指サックに設置された皮膚インピーダンス用電極(精神発汗検出電極)21-3が検出する皮膚インピーダンスと、指サックに設置された心拍センサ22が検出する心拍数とを基に、生体の睡眠深度を検出し、予め設定された覚醒時刻までの残り時間と睡眠深度とを用いてファジィ推論により、アラームの音量を決定する。このようにして、アラームの音量を適宜、変化させることにより、生体の睡眠深度を、ノンレム睡眠、レム睡眠、覚醒の順に移行させ、生体を快適に覚醒させる。

請求項（抜粋）：

所定の覚醒時刻に、生体を睡眠状態から覚醒状態に移行させる覚醒状態移行装置において、前記覚醒時刻を取得する取得手段と、前記生体の睡眠深度を検出する検出手段と、前記時刻が接近した場合において、前記検出手段によりノンレム睡眠が検出されたとき、前記生体に、レム睡眠状態に移行するように軽度の刺激を与え、レム睡眠が検出されたとき、覚醒状態に移行するように、より大きな刺激を与える刺激手段とを備えることを特徴とする覚醒状態移行装置。