特許
J-GLOBAL ID:200903075141893934

新規な高多用性の熱可塑性樹脂用核剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青山 葆 ,  柴田 康夫 ,  森住 憲一 ,  高山 繁久
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-591434
公開番号(公開出願番号):特表2004-531613
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
種々のポリオレフィンに高多用性核形成効果を与える二環式核剤化合物を提供する。そのような核剤化合物は、同じ種類の配合物中の他のステアリン酸カルシウムおよび/またはパーオキシド化合物が存在するかまたは存在しない特定の熱可塑性配合物に、極めて高いピーク結晶化温度および有意に減少した結晶化サイクル時間を与える。さらに、そのような本発明の核剤化合物は、そのような熱可塑性配合物からの逸散性を示すとしても極僅かに示すにすぎず、それによって、潜在的に必要とされる種々の添加剤(例えばステアリン酸カルシウム)の存在に関係なく、種々の熱可塑性樹脂に優れた加工特性ならびに優れた核形成性能を付与する。そのような本発明の核剤化合物を含んで成る熱可塑性組成物ならびに熱可塑性樹脂添加剤パッケージも本発明に含まれる。
請求項(抜粋):
核剤を含んで成る被験ホモポリマーポリプロピレン配合物に少なくとも125°Cのピーク結晶化温度を生じる核剤であって;非核形成被験ホモポリマープロピレンが、密度約0.9g/cc、メルトフロー約12g/10分、ロックウェル硬度(Rスケール)約90、引張強度約4,931psi、降伏点伸び約10%、曲げ弾性率約203ksi、アイゾッド衝撃強度約0.67ft-lb/in、および0.46mPaにおける撓み温度約93°Cを示し;該核剤を含んで成る該配合物が、押出され、次に、寸法約51mm x 76mm x 1.27mmのプラックに成形され;該ピーク結晶化温度が、20°C/分の加熱および冷却速度において改変ASTM試験法D3417-99に従って示差走査熱量測定法によって測定され;該核剤が、該核剤を含んで成る該被験ホモポリマーポリプロピレン配合物の配合の間に該被験ホモポリマーポリプロピレン配合物からの認識しうる逸散性を示さない核剤。
IPC (4件):
C08L23/12 ,  C07C57/26 ,  C08K5/09 ,  C08L101/00
FI (4件):
C08L23/12 ,  C07C57/26 ,  C08K5/09 ,  C08L101/00
Fターム (8件):
4H006AA03 ,  4H006AB48 ,  4H006BJ30 ,  4H006BS20 ,  4J002BB121 ,  4J002CF001 ,  4J002EG096 ,  4J002FD206
引用特許:
審査官引用 (2件)

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