特許
J-GLOBAL ID:200903075164324554

線路変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-167931
公開番号(公開出願番号):特開2001-345608
出願日: 2000年06月05日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】低反射で低損失な線路変換器を提供する。【解決手段】テフロン基板40上面に第1コプレーナ線路10とマイクロストリップ線路30を形成し、その間にコプレーナ線路21、22からなる第2コプレーナ線路20を形成する。コプレーナ線路22においては、中心導体をストリップ導体11とし、その第2接地導体12bを半径λ/4長さの扇形状に形成する(λ:伝搬波長)。これにより、扇形状の中心部が仮想アースとなり信号の電界成分の一部が第2接地導体12bに向かう。即ち、伝搬モードがマイクロストリップ線路型からコプレーナ線路型に変換される。又、コプレーナ線路21においては、中心導体11と第2接地導体12aをテーパー状に形成し、急激なモード変換に伴う損失を低減させる。又、第2接地導体12a,bと中心導体31a,bの離間距離を調節して特性インピ-ダンスを略整合させ、反射を低減させる。
請求項(抜粋):
基板に形成される異種の伝送線路を変換する線路変換器であって、基板裏面に形成された第1接地導体と、基板上面に形成されたマイクロストリップ線路と該マイクロストリップ線路に対向して形成された第1コプレーナ線路と、前記マイクロストリップ線路と前記第1コプレーナ線路間に形成された中心導体とその両側に位置する第2接地導体からなる第2コプレーナ線路とを有し、前記第2コプレーナ線路の中心導体は、その幅が片端で前記第1コプレーナ線路の中心導体に一致し、前記マイクロストリップ線路に向かってテーパ-状に拡幅されて他方端で前記マイクロストリップ線路のストリップ導体幅に一致し、前記第2コプレーナ線路の前記第2接地導体は、前記第1コプレーナ線路の第2接地導体に接続されるとともに、中心導体との離間距離が前記マイクロストリップ線路に向かって増大し、第2接地導体幅がテーパー状に減少されて形成されたことを特徴とする線路変換器。

前のページに戻る