特許
J-GLOBAL ID:200903075164672633

ポリアミド樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228925
公開番号(公開出願番号):特開平7-082477
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【構成】本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂(A)、特定のエチレン系ランダム共重合体(B)および特定のプロピレン系ランダム共重合体(C)を特定の割合で含有してなり、エチレン系ランダム共重合体(B)およびプロピレン系ランダム共重合体(C)の少なくとも1つが、不飽和カルボン酸またはその誘導体でグラフト変性されており、両共重合体の合計グラフト量が特定の範囲内にある。【効果】上記ポリアミド樹脂組成物は、溶融流動性に優れ、すなわち成形性に優れており、柔軟性、耐低温衝撃性、耐吸水性および耐塩素水性に優れた成形体を提供することができる。
請求項(抜粋):
ポリアミド樹脂(A)、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとで構成されており、エチレンから誘導される繰り返し単位の含有率が60〜95モル%の範囲内にあり、メルトフローレートが0.1〜50g/10分の範囲内にあるエチレン系ランダム共重合体(B)、およびプロピレンとエチレンまたは炭素原子数4〜20のα- オレフィンとで構成されており、プロピレンから誘導される繰り返し単位の含有率が50〜95モル%の範囲内にあり、メルトフローレートが0.1〜50g/10分の範囲内にあるプロピレン系ランダム共重合体(C)を含有してなり、エチレン系ランダム共重合体(B)およびプロピレン系ランダム共重合体(C)の少なくとも1つが、不飽和カルボン酸またはその誘導体でグラフト変性されており、エチレン系ランダム共重合体(B)とプロピレン系ランダム共重合体(C)の合計グラフト量が、未変性エチレン系ランダム共重合体(B)と未変性プロピレン系ランダム共重合体(C)の合計量100重量%に対して0.01〜10重量%の範囲内であり、かつ、エチレン系ランダム共重合体(B)とプロピレン系ランダム共重合体(C)との合計量が、ポリアミド樹脂(A)100重量部に対して、5〜66.6重量部であることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 77/00 LQS ,  C08L 23/08 LCV ,  C08L 23/14 LCV

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