特許
J-GLOBAL ID:200903075164731630

吸収冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富沢 知成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-093350
公開番号(公開出願番号):特開2006-275354
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 多成分系溶液を用いるのに適し、冷房熱源と冷凍熱源を同時に取り出せ、両者の熱量を任意調節可能な吸収冷凍機の提供。 【解決手段】 吸収冷凍機は、異なる組成比率の二以上の冷媒液の得られる、凝縮温度が異なる二以上の凝縮器、蒸発温度が異なる二以上の蒸発器、吸収温度が異なる二以上の吸収器、二の凝縮器間に配される気液分離器を備えて構成する。各吸収器は吸収冷凍サイクル後流方向に漸次吸収温度が低下するように連設され、冷媒含量の多い希溶液は最低の吸収温度に係る吸収器から該溶液熱交換器を通って該再生器に送られ、再生器からの濃溶液は該溶液熱交換器を通って最高の吸収温度に係る吸収器に戻される溶液のサイクルが形成された構成である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多成分系の冷媒を用い、再生器、凝縮器機能、蒸発器機能、吸収器機能ならびに溶液熱交換器を備えてなる吸収冷凍機において、 該凝縮器機能としては、組成比率の異なる二以上の冷媒液を得るための、凝縮温度が異なる二以上の凝縮器、 該蒸発器機能としては該凝縮器構成に対応して設けられる蒸発温度が異なる二以上の蒸発器、 該吸収器機能としては該凝縮器ならびに該蒸発器構成に対応して設けられる吸収温度が異なる二以上の吸収器がそれぞれ設けられ、 該二以上の凝縮器は、該再生器の後流方向に漸次その凝縮温度が低下するように、かつ二の凝縮器間には一部凝縮した冷媒を気液分離するための気液分離器を配して設けられ、 該二以上の各吸収器は、吸収冷凍サイクル後流方向に漸次吸収温度が低下するように連設され、 冷媒含量の多い希溶液は最低の吸収温度に係る吸収器から該溶液熱交換器を通って該再生器に送られるとともに、該再生器からの濃溶液は該溶液熱交換器を通って最高の吸収温度に係る吸収器に戻される溶液のサイクルが形成されていることを特徴とする、吸収冷凍機。
IPC (1件):
F25B 15/00
FI (5件):
F25B15/00 301J ,  F25B15/00 B ,  F25B15/00 301A ,  F25B15/00 303A ,  F25B15/00 303J
Fターム (10件):
3L093BB02 ,  3L093BB03 ,  3L093BB04 ,  3L093BB12 ,  3L093BB13 ,  3L093BB14 ,  3L093BB30 ,  3L093BB48 ,  3L093LL01 ,  3L093LL03
引用特許:
出願人引用 (1件)

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