特許

J-GLOBAL ID：200903075171549758

耐衝撃特性および材質均一性に優れた高強度高加工性熱延鋼板およびその製造方法

発明者： 三浦 和哉 ,  森田 正彦 ,  高木 周作 ,  古君 修 ,  小原 隆史
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-154533
公開番号（公開出願番号）：特開平11-071636
出願日： 1998年06月03日
公開日（公表日）： 1999年03月16日
要約：

【要約】【課題】 強度-伸びバランスが 24000 MPa・%以上で、かつ動的n値が0.35以上の優れた成形性と耐衝撃特性を兼ね備え、しかも板幅方向にわたる材質均一性にも優れた高強度高加工性熱延鋼板を提供する。【解決手段】 C:0.05〜0.40mass%、Si:1.0 〜3.0 mass%、Mn:0.6 〜3.0mass%を含有する組成になる鋼スラブを、1000〜1300°Cに加熱し、粗圧延後、仕上げ圧延を 780〜980 °Cの温度で終了し、ついで1秒以内に 100°C/s以上の速度で冷却する直近急冷処理により 620〜780 °Cまで冷却した後、1〜10秒間の等温保持処理または冷却速度:20°C/s以下の徐冷処理を施し、ついで同じく 100°C/s以上の冷却速度で 350〜500 °Cまで冷却してから、コイルに巻き取り、しかるのち10〜100 °C/hの冷却速度で 300°C以下まで冷却する。

請求項（抜粋）：

C:0.05〜0.40mass%、 Si:1.0 〜3.0 mass%、Mn:0.6 〜3.0 mass%を含有し、残部は実質的にFeの組成になり、初析フェライトを主相として、マルテンサイト、針状フェライトおよび残留オーステナイトからなる第2相を有することを特徴とする耐衝撃特性および材質均一性に優れた高強度高加工性熱延鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/14

FI (5件)：

C22C 38/00 301 W ,  C21D 8/02 B ,  C21D 9/46 T ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/14