特許
J-GLOBAL ID:200903075179235779

電動式コントロールバルブのストッパ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-284809
公開番号(公開出願番号):特開2003-065454
出願日: 2001年09月19日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】大出力化が要求される場合であっても、いわゆる基点出しにかかわる部品がコンパクトになり、正確な基点出しを長期に亘り維持することが可能であるとともに、さらには設計変更を少なく抑えることが可能であり、ひいては製品の多様化の要求に共通部品で対処することができる電動式コントロールバルブのストッパ構造を提供する。【解決手段】 螺旋状案内リング16の下部または上部に配置された基点出しに係わる下方ストッパ部16cあるいは上方ストッパ部16bを、内側に折り曲げて形成するか、直線状に延ばして形成する、あるいは内側折り曲げ片を備えた板体を下方ストッパ部とする。また、スライダ40の作動片が螺旋状案内リング16のストッパ部に当接して移動を停止するときに、スライダ40の他端がどこにも衝突せず自由端となるように、このスライダ40を螺旋状案内リング16内に装着した。
請求項(抜粋):
通電によるロータの回転に伴って上下に移動される弁軸の中心軸線上においてケースに一端部が固定される芯棒と、環状に巻回された螺旋部の下端部が前記芯棒の下面に固定された状態で前記芯棒の外側に捲着される螺旋状案内リングと、環状に略一周巻回された基端部と、この基端部から外方に延出された棒状の作動片とから構成され、前記螺旋状案内リング内に装着されることにより、螺旋溝に沿って回転しながら軸方向に上下移動することが可能なスライダと、前記スライダが前記螺旋状案内リングの螺旋溝に沿って回転しながら下方に移動するに際し、下方への移動の最終域を規定する下方ストッパ部と、前記ロータ上に立設されてこのロータとともに回転運動を行う案内棒と、から構成される電動式コントロールバルブのストッパ構造であって、前記螺旋状案内リングの前記下端部を、当該螺旋状案内リングの螺旋部を半径方向に横断するように配置された直線部分と、この直線部分からさらに内方に折り曲げられた内側折曲片とから形成することにより、この内側折曲片を前記下方ストッパ部として構成し、さらに、前記スライダを、前記螺旋状案内リングの螺旋溝内に装着するに際し、その棒状の作動片を下方に向けた姿勢で装着し、前記案内棒から前記スライダに伝達される力により、このスライダが前記螺旋状案内リングの螺旋溝内を回転しながら下方に移動したときに、前記棒状の作動片を前記内側折曲片からなる下方ストッパ部に当接させて、このスライダの下方への移動を停止させるようにしたことを特徴とする電動式コントロールバルブのストッパ構造。
IPC (2件):
F16K 31/04 ,  F25B 41/06
FI (2件):
F16K 31/04 K ,  F25B 41/06 U
Fターム (10件):
3H062AA02 ,  3H062AA12 ,  3H062AA13 ,  3H062AA15 ,  3H062BB30 ,  3H062CC02 ,  3H062EE08 ,  3H062HH04 ,  3H062HH08 ,  3H062HH09
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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