特許
J-GLOBAL ID:200903075190089458

トナー組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225079
公開番号(公開出願番号):特開平7-160041
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 既知の微粉末化及び/又は分級方法を用いずに狭い粒子寸法分布を有する小さいトナー粒子を、効率よく、経済的に、制御可能且つ直接的に製造する。【構成】 顔料、例えばアニオン性界面活性剤及び電荷制御剤を含む顔料分散物と、樹脂粒子及びカチオン性界面活性剤を含むラテックス分散物とを、混合して剪断して凝集させて均一な分散物を形成し、これを該樹脂のTg程度の温度で攪拌しながら加熱して静電結合した凝集粒子を形成させ、次いで、これを該樹脂Tgよりも約10〜約45°C高い温度で加熱して、トナー組成物を得る。
請求項(抜粋):
(i)顔料の水中分散物を調製し、ここで該分散物は、顔料とイオン性界面活性剤と任意的に電荷制御剤とを含み;(ii)この顔料分散物を、樹脂粒子と、前記イオン性界面活性剤の電荷極性とは反対符号の電荷極性を有する対イオン性界面活性剤と、非イオン性界面活性剤とを含むラテックスのブレンドと共に剪断して、形成された顔料と樹脂と任意の電荷制御剤との粒子凝集又はヘテロ凝固を生じさせて、水及び界面活性剤中にて固形物の均一な分散物を形成させ;(iii)前記剪断されたブレンドを樹脂のガラス転移温度(Tg)とほぼ等しい又はそれより高い臨界的な温度領域で連続攪拌しながら加熱して、狭い粒子寸法分布を有する静電的に結合したトナー寸法の凝集体を形成させ、ここで該臨界温度は、該樹脂Tgよりも約0〜約10°C高く且つ該樹脂Tgは約30〜約65°Cであり、好ましくは約45〜約65°Cの範囲であり;(iv)前記静電的に結合した凝集粒子を樹脂粒子のTgよりも約10〜約45°C高い温度で加熱して、ポリマー樹脂と顔料と任意的には電荷制御剤とを含むトナー組成物を得て;(v) 任意的に該トナーを分離及び乾燥することを含むトナー組成物の製造方法。

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