特許
J-GLOBAL ID:200903075193625920

高分子量のポリアミドの製法及びそのポリアミド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214904
公開番号(公開出願番号):特開平8-073588
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【課題】 シアノ-及び/又はアミノ基含有モノマーからの高分子量のポリアミドの製造【解決手段】 式I:H2N-(CH2)m-CNのアミノニトリル及び式II:H2N-(CH2)n-NH2のジアミンと式III:NC-(CH2)p-CNのジニトリルとの混合物からなる群から選択されたモノマーを、自体公知の方法で重合させて得た低分子量のポリアミドを顆粒にし、その後、これを、固相で、その融点を5〜100°C下回る温度で、少なくとも50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下に後縮合させる。
請求項(抜粋):
シアノ-及び/又はアミノ基-含有モノマーから、自体公知の方法での重合により低分子量のポリアミドを製造し、引き続き、熱後処理により高分子量のポリアミドを製造することによる、高分子量のポリアミドの製法において、(a)一般式I:H2N-(CH2)m-CN Iのアミノニトリル及び一般式II:H2N-(CH2)n-NH2 IIのジアミンと一般式III:NC-(CH2)p-CN IIIのジニトリル[式中、m、n及びpは、2〜12の整数を表す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比は0.98:1〜1.02:1の範囲内)からなる群から選択されたモノマーを、自体公知の方法で重合させ、この際、得られるプレポリマーに、1.4〜2.0の範囲内の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたりプレポリマー1gの濃度で、23°Cで測定)を選択して、顆粒化可能な生成物を得、(b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化し、かつ、(c)この後、(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレポリマーの融点を5〜100°C下回る温度で、少なくとも50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度で、23°Cで測定)を有する高分子量のポリアミドにし、その際、工程(a)から得られるプレポリマーと工程(c)から得られる高分子量のポリアミドとの相対粘度の差は、少なくとも0.4であることを特徴とする、シアノ-及び/又はアミノ基-含有モノマーから、高分子量のポリアミドを製造する方法。
IPC (2件):
C08G 69/36 NSJ ,  C08G 73/00 NTB

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