特許
J-GLOBAL ID:200903075193795701

窒化硬質層を有するサーメット工具およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324565
公開番号(公開出願番号):特開平10-147831
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 雰囲気加熱により表面硬質層を形成させたサーメット工具では、耐摩耗性は改善できるものの耐欠損性の低下が著しいため、耐摩耗性と耐欠損性の同時改善は困難である。【解決手段】 Coおよび/またはNiを主成分とする結合相を5〜30重量%と、残りがTiの炭化物,窒化物,炭窒化物、およびTiとTiを除く周期律表の4a,5a,6a族元素の中の複合炭化物,複合窒化物,複合炭窒化物の中から1種のTi含有化合物を主成分とする硬質相と不可避不純物からなる焼結合金の表面に窒化処理により形成された窒化硬質層を有するサーメット工具であって、窒化硬質層は、2重量%以下の結合相でなる層内結合相と、残部が硬質相の平均窒素含有量よりも多くの窒素量を含有した層内硬質相とからなり、かつ層内硬質相の結晶粒子が窒化硬質層の表面に対して垂直に配列した柱状晶を呈しており、窒化硬質層の層厚さが0.5〜15μmである。
請求項(抜粋):
Coおよび/またはNiを主成分とする結合相を5〜30重量%と、残りがTiの炭化物,窒化物,炭窒化物、およびTiとTiを除く周期律表の4a,5a,6a族元素の中の1種以上とを含む複合炭化物,複合窒化物,複合炭窒化物の中から選ばれた少なくとも1種のTi含有化合物を主成分とする硬質相と不可避不純物からなる焼結合金の表面の一部または全面に窒化処理により形成された窒化硬質層を有するサーメット工具であって、該窒化硬質層は、2重量%以下の該結合相でなる層内結合相と、残部が該硬質相の平均窒素含有量よりも多くの窒素量を含有した層内硬質相とからなり、かつ該層内硬質相の結晶粒子が該窒化硬質層の表面に対して垂直に配列した柱状晶を呈しており、該窒化硬質層の層厚さが0.5〜15μmであることを特徴とする窒化硬質層を有するサーメット工具。
IPC (6件):
C22C 29/02 ,  B22F 3/24 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C22C 1/05 ,  C23C 8/24
FI (6件):
C22C 29/02 Z ,  B22F 3/24 K ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C22C 1/05 ,  C23C 8/24

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