特許
J-GLOBAL ID:200903075197183891

ガスタービン設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-107287
公開番号(公開出願番号):特開2006-226293
出願日: 2006年04月10日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】ガスタービンの設計変更が少なく、供給する水量が少ない条件のもとで高出力・高効率を達成できるガスタービン発電システムを提供する。【解決手段】空気圧縮機(2)の上流側の吸気室(22)に微細液滴噴霧装置(11)を設置すると共に、圧縮機(2)から出た高圧空気を加湿する加湿装置(7)を設置する。更に、ガスタービン排ガスを熱源として加湿された空気を加熱する再生器(5)を設ける。これにより、圧縮機(2)の動力低減効果および燃焼用空気(20)の加湿による出力増大効果があり、再生サイクルの採用により燃料使用量が低減できるので、発電効率が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空気を圧縮する圧縮機と、該圧縮機から吐出された圧縮空気を前記燃焼器に導く経路に設置され、該経路を流れる圧縮空気に水分を加える加湿装置と、該加湿装置の下流側となる経路に設置され、この加湿装置を経た圧縮空気を前記ガスタービンから排出される排ガスで加熱する再生器と、該再生器から吐出した空気と燃料とを燃焼する燃焼器と、前記燃焼器の燃焼ガスにより駆動されるタービンとを備えたガスタービン設備において、 前記圧縮機を中間冷却器を使用せずに空気を圧縮するように構成し、 前記圧縮機に供給される空気に水を噴霧して、前記圧縮機に導入されるまでの間に噴霧された該液滴の一部を気化させ、前記空気と共に前記圧縮機内に導入された未気化の該液滴を前記圧縮機内を流下中に気化させるようにした噴霧装置を前記圧縮機の上流側に設置し、 負荷降下時に前記加湿装置で圧縮空気に加える水量を減少させた後、前記噴霧装置で噴霧する水量を減少させるよう制御する制御装置を備えたことを特徴とするガスタービン設備。
IPC (5件):
F02C 3/30 ,  F02C 7/08 ,  F01D 25/32 ,  F02C 7/141 ,  F02C 6/18
FI (5件):
F02C3/30 B ,  F02C7/08 B ,  F01D25/32 Z ,  F02C7/141 ,  F02C6/18 Z

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