特許
J-GLOBAL ID:200903075201301365

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156959
公開番号(公開出願番号):特開平8-300646
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 たわみ振動を利用するインクジェット記録ヘッドを、意図しないインク滴の吐出を防止しつつ、高速駆動を可能ならしめること。【構成】 たわみ変位する圧電振動板3によりインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、印字信号により一定電流をコンデンサに供給し、圧電振動板3をインク吐出のためのたわみ変位を生じさせ、かつ充電終了後に一定時間、充電最終電圧を維持する信号を出力する充電回路40と、共通のインク室から圧力発生室にインクを吸引するのに適した第1放電時定数を備え、圧電振動板の固有振動周期Tの(n+3/4)倍乃至(n+1)倍(ただし、nは1、2、3....8)の範囲内で放電を一時停止する第1放電回路41と、所定時間後に放電を再開する放電回路42とを備える。インク吐出により生じたメニスカスの運動がノズル開口側に向かう期間内で、圧電振動板の固有振動が圧力発生室を収縮させようとする時点を捉えて、放電を一時的に停止させて圧電振動板3の発振を抑制する。
請求項(抜粋):
ノズル開口と共通のインク室に連通する圧力発生室と、前記圧力発生室の表面に形成されたたわみ変位する圧電振動板とを備え、前記圧電振動板のたわみ変位によりインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、印字信号により電流を前記圧電振動板に供給してインク吐出のためのたわみ変位を生じさせ、かつ充電終了後に一定時間、充電最終電圧を維持する信号を出力する充電回路と、インク吐出直後のメニスカスが前記ノズル開口から吐出しないように圧力発生室側に吸引するのに適した第1放電時定数を有し、前記圧電振動板の固有振動周期Tの(n+3/4)倍乃至(n+1)倍(ただし、nは1、2、3....8)の範囲内で前記放電を停止して、所定時間後に異なる第2放電時定数で放電を行う放電回路と、を備えてなるインクジェット式記録装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • インクジェット記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-328159   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開平3-092352

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