特許

J-GLOBAL ID：200903075202258161

コンクリート系構造物における鋼材の付着特性の改善方法

発明者： 竹下 輝 ,  黒岩 進 ,  臼井 信行
出願人/特許権者： 東急建設株式会社 ,  日本化成株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 征四郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-325948
公開番号（公開出願番号）：特開平10-152940
出願日： 1996年11月22日
公開日（公表日）： 1998年06月09日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 鉄筋が引張降伏するまで高い剛性を発揮することができ、また、コンクリートの脆性破壊を生じさせる恐れのないコンクリート系構造物における鋼材の付着特性の改善方法を提供する。【解決手段】 異形鉄筋1の表面にポリマーセメントを塗布してポリマーセメント層2を形成した状態で、コンクリート3中に配筋されている。ポリマーセメントとしては、特殊変性エチレン酢酸ビニル共重合体エマルションを主成分とする混和液と、普通ポルトランドセメント、天然硬質骨材、増粘剤、減水剤等の混合粉体と、から成る日本化成株式会社製のNSボンドスーパー(商品名)を水で練り混ぜたものを使用する。異形鉄筋1に引張力Fが作用すると、付着力f1や節1aでの支圧力f2によりポリマーセメント層2に伝達される。ポリマーセメント層2に伝達された力は、さらに、ポリマーセメント層2のせん断変形や圧縮変形によりコンクリート3に伝達される。

請求項（抜粋）：

鋼材の一部または全部の表面にポリマーセメント層を形成してコンクリート中に配設することを特徴とするコンクリート系構造物における鋼材の付着特性の改善方法。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭64-058750
  
• 特開昭64-058750
  
• 特開昭60-260457
  
• 特開昭58-138764