特許
J-GLOBAL ID:200903075202700549
直流電流センサー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-220723
公開番号(公開出願番号):特開平6-194389
出願日: 1993年08月11日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 構造が比較的簡単であり、直流の漏電ブレーカー等、特に微小な電流の変化に対しても、優れた検出能力を有し、微小電流の絶対値とともにその方向の検出をも可能とする高感度の直流電流センサーの提供。【構成】 内側に被検出導線1を貫通配置する環状の軟質磁性材料の検出コア2に検出コイルをトロイダル状に巻回配置し、該検出コア2の一部に検出コア2の周方向に対して直角方向に接続して環状を形成する軟質磁性材料の励磁コア4を一体的に配置し、該励磁コア4に励磁コイル5をトロイダル状に巻回配置して直流電流センサーを構成し、予め発振器から励磁電流の2倍の周波数2f0で発振された励磁電流の周波数を1/2分周した状態の励磁電流を励磁コイル5に印加する。
請求項(抜粋):
環状の軟質磁性材料からなる検出コアの一部に検出コアの周方向に対して直交接続するコア直交部を設けて環状の軟質磁性材料からなる励磁コアを一体的に配置し、各コアにそれぞれトロイダル状に巻回して検出コイルと励磁コイルを配置した構成からなり、検出コア内側に非接触検出する直流電流が流れる被検出導線を貫通配置するとともに、予め発振器から励磁電流の2倍の周波数で発振された励磁電流の周波数を1/2分周し、該励磁電流にてコア直交部を周期的に磁気的に飽和させる交流電流印加手段を前記励磁コイルに接続し、励磁時に被検出導線を流れる直流電流に基づき検出コアに発生する磁束を変調する変調手段と、前記発振器の出力と励磁電流の2倍の周波数の起電力が出力される検出コイルの出力との位相差を検出する位相比較手段を有し、被検出導線を流れる直流電流の絶対値とその向きの検出を可能にしたことを特徴とする直流電流センサー。
IPC (2件):
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