特許
J-GLOBAL ID:200903075205763568

信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116665
公開番号(公開出願番号):特開平10-307186
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 従来の信号処理装置では、目標磁探信号の波形形状に着目しており、例えば目標磁探信号と背景雑音の波形形状が酷似している場合などには、実際は背景雑音であるにもかかわらず「目標あり」と誤って判別(誤判別)してしまう可能性があるという問題があった。【解決手段】 未知磁探信号のウェーブレット変換結果を、カテゴリ別にした目標磁探信号のウェーブレット変換結果の、或る時間及び周波数帯域における変換結果のそれぞれ確率的変動を記述した複数の隠れマルコフモデルと照合し、その中の最大規格化尤度と識別カテゴリ名から、背景雑音中の目標の検出・識別をするという機能を得ようとするものである。
請求項(抜粋):
磁力計により目標を観測することによって背景雑音の中に孤立的に現れる、又は計算機で擬似的に作成した同様の目標磁探信号に対して、ウェーブレット変換を実行し変換結果を出力するウェーブレット変換器と、上記目標磁探信号の波形形状を基準にして複数のカテゴリに分類され、あるカテゴリに属する複数の上記目標磁探信号のウェーブレット変換結果から隠れマルコフモデルを推定し、上記モデルを規定する初期状態確率、状態遷移確率、シンボル出力確率、および上記目標磁探信号のウェーブレット変換結果に対して上記モデルが示す予測尤度を出力する隠れマルコフモデル推定器と、上記カテゴリ別に上記確率を記憶するパラメータメモリと、上記カテゴリ別に上記予測尤度を記憶する予測尤度メモリと、目標の有無が未知である未知磁探信号を上記ウェーブレット変換器に入力して得られたウェーブレット変換結果、各カテゴリの上記確率から、上記未知磁探信号のウェーブレット変換結果に対して上記モデルが示す尤度を計算する尤度計算器と、上記尤度、上記予測尤度から規格化尤度を計算する規格化尤度計算器と、各上記カテゴリに対応する規格化尤度計算器からの上記規格化尤度から、最大規格化尤度、それを示した上記モデルに対応する識別カテゴリ名を出力する識別器とを有する信号処理装置。
IPC (3件):
G01V 3/165 ,  G01D 3/028 ,  G01V 3/08
FI (3件):
G01V 3/165 ,  G01V 3/08 E ,  G01D 3/04 F

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