特許
J-GLOBAL ID:200903075214724109

複合傾斜硬質層被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200453
公開番号(公開出願番号):特開平6-015505
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 いかなる切削に対しても優れた切削性能を示す複合傾斜硬質層被覆超硬合金製切削工具に関する。【構成】 超硬合金基体の表面に最内層として被覆された(Ti,M)N層[ただし、Mは、Al,Hf,Zrの内の1種以上]、前記(Ti,M)N層の上に被覆された(Ti,M)(CxNy)[ただし、x+y=1]においてx:0→1、y:1→0となるように変化させた第一傾斜硬質層、前記第一傾斜硬質層の上に被覆された(Ti,M)C層、前記(Ti,M)C層の上に被覆された(Ti,M)(CxNy)[ただし、x+y=1]においてx:1→0、y:0→1となるように変化させた第二傾斜硬質層、前記第二傾斜硬質層の上に最外層として被覆された(Ti,M)N層からなる複合傾斜硬質層を被覆した超硬合金製切削工具。
請求項(抜粋):
超硬合金基体の表面に最内層として被覆された(Ti,M)N層[ただし、MはAl,Hf,Zrの内の1種または2種以上]、前記(Ti,M)N層の上に被覆された第一傾斜硬質層、前記第一傾斜硬質層の上に被覆された中間層の(Ti,M)C層、前記中間層の(Ti,M)C層の上に被覆された第二傾斜硬質層、前記第二傾斜硬質層の上に最外層として被覆された(Ti,M)N層からなる複合傾斜硬質層被覆超硬合金製切削工具において、前記第一傾斜硬質層は、(Ti,M)(CxNy)[ただし、x+y=1]で表すと、xは最内層の(Ti,M)N層に接する面で実質的に0であり、内面から外面に向かって層厚方向に増加するように変化して中間層の(Ti,M)C層に接する面で実質的に1となり、一方、yは、最内層の(Ti,M)N層に接する面で実質的に1であり、内面から外面に向かって層厚方向に減少するように変化して中間層の(Ti,M)C層に接する面で実質的に0となるようにCおよびNが濃度変化する層であり、前記第二傾斜硬質層は、Ti(CxNy)[ただし、x+y=1]で表すと、xは中間層の(Ti,M)C層に接する面で実質的に1であり、内面から外面に向かって層厚方向に減少するように変化して最外層の(Ti,M)N層に接する面で実質的に0となり、一方、yは中間層の(Ti,M)C層に接する面で実質的に0であり、内面から外面に向かって層厚方向に増加するように変化して最外層の(Ti,M)N層に接する面で実質的に1となるようにCおよびNが濃度変化する層である、ことを特徴とする複合傾斜硬質層被覆超硬合金製切削工具。
IPC (5件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-142768
  • 特開昭62-056565
  • 特開平3-188265
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