特許

J-GLOBAL ID：200903075244658399

非水電解質二次電池及びその製造方法

発明者： 犬飼 忠司 ,  宇野 敬一 ,  栗田 智晴 ,  山口 裕樹
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-016953
公開番号（公開出願番号）：特開平8-213047
出願日： 1995年02月03日
公開日（公表日）： 1996年08月20日
要約：

【要約】【構成】 負極活物質担持体としての炭素質材料とバインダー樹脂を含む負極合剤層を備える負極と、正極活物質とバインダー樹脂を含む正極と、非水電解質とを具備する非水電解質二次電池において、前記バインダー樹脂が酸成分としてアルキレングリコールビスアンヒドロトリメリテートを含む、対数粘度が0.3dl/g以上のポリアミドイミドまたは該ポリアミドイミド樹脂とエポキシ樹脂の混合物からなり、負極合剤層中におけるバインダー樹脂の含有量が5重量%以上、20重量%以下であり、該負極合剤層を金属箔上に形成させる際のペーストの溶剤がγ-ブチロラクトンとシクロヘキサノンである非水電解質二次電池、及び、その製造方法。【効果】 アルキレングリコールビスアンヒドロトリメリテートを含むポリアミドイミド樹脂の優れた溶解性、強靭性、金属に対する密着性、耐非水電解液性、炭素質材料の分散性によって、作業性に優れ、サイクル特性に優れた非水電解質二次電池を提供する。

請求項（抜粋）：

負極活物質担持体としての炭素材料とバインダー樹脂とを少なくとも含む負極合剤層を備える負極と、正極活物質とバインダー樹脂を含む正極と、非水電解質とを具備する非水電解質二次電池において、前記バインダー樹脂が酸成分として、少なくとも、アルキレングリコールビスアンヒドロトリメリテートを含む対数粘度が0.3dl/g以上のポリアミドイミド樹脂であり、前記負極合剤における前記バインダー樹脂の含有量が5重量%以上で且つ20重量%以下であることを特徴とする非水電解質二次電池。

IPC (3件)：

H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/62