特許
J-GLOBAL ID:200903075252664187
脂肪族芳香族ポリエステル
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-202602
公開番号(公開出願番号):特開2001-026641
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】本発明は、色調、更に耐加水分解性や生分解性に優れ、しかも成形時の副反応が抑制されて成形品の力学特性の低下が少なく、且つ成形時のガスの発生も殆どない新規な脂肪族芳香族ポリエステルを提供する。【解決手段】(A)及び(B)、更に(C)の特性を有する、例えば、1,4-ブタンジオール、コハク酸(又はアジピン酸)及びテレフタル酸を構成成分モノマーとする新規なチタン含有脂肪族芳香族ポリエステル。(A) 該ポリエステルのX線吸収微細構造解析(XAFS)のX線吸収端構造(XANES)のスペクトルから定義される特定状態のTi、即ちTiの近傍に存在する原子との配置が特定の状態にあるTiを含有すること、(B) 末端COOH基30eq/トン未満、(C) 還元粘度(ηsp/c)≧0.6。
請求項(抜粋):
下記(A)及び(B)で表される特性を有することを特徴とするチタン含有脂肪族芳香族ポリエステル。(A)X線吸収微細構造解析(XAFS)のX線近吸収端構造(XANES)のバックグラウンドを差し引いた後のスペクトルにおいて、チタンのK吸収端のジャンプ高さに対する、吸収端近傍の4.965〜4.972keV付近のプリエッジピークのうちの主ピークの強度の割合をR<SB>1</SB>とし、且つチタンのK吸収端のジャンプ高さに対する該主ピークの最大傾きと最小傾きの差をr<SB>1</SB>として表し、Ti含有複合触媒C<SB>A</SB>で合成した脂肪族芳香族ポリエステルのR<SB>1</SB>とr<SB>1</SB>をそれぞれR<SB>1A</SB>とr<SB>1A</SB>とし、該複合触媒と同一Tiモル濃度のTi単独触媒C<SB>B</SB>(C<SB>A</SB>がTiを含む複数種の添加型触媒の場合、その中のTi単独触媒を指し、また、C<SB></SB><SB>A</SB>がTiから成る他金属との複合化合物の場合、その複合化合物を合成するために使用したTi単独金属の化合物を指す。)で合成した脂肪族芳香族ポリエステルのR<SB>1</SB>とr<SB>1</SB>をそれぞれR<SB>1B</SB>とr<SB>1B</SB>とした場合、式(i)及び/又は(ii)の関係を満たすR<SB>1A</SB>とr<SB>1A</SB>を与えること【数1】R<SB>1A</SB>/R<SB>1B</SB>>1.05 (i)r<SB>1A</SB>/r<SB>1B</SB>>1.05 (ii)(B)末端COOH基数<30eq/トンであること。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (45件):
4J029AA01
, 4J029AA02
, 4J029AA03
, 4J029AA05
, 4J029AB01
, 4J029AC01
, 4J029AD01
, 4J029AE01
, 4J029AE02
, 4J029AE03
, 4J029AE11
, 4J029BA02
, 4J029BA03
, 4J029BA04
, 4J029BA05
, 4J029BD03A
, 4J029BD06A
, 4J029BD07A
, 4J029BF09
, 4J029BF18
, 4J029BF25
, 4J029CA02
, 4J029CA03
, 4J029CA04
, 4J029CA06
, 4J029CB04A
, 4J029CB06A
, 4J029FC03
, 4J029FC08
, 4J029FC12
, 4J029FC14
, 4J029FC16
, 4J029FC17
, 4J029GA13
, 4J029HA01
, 4J029HB01
, 4J029HB03A
, 4J029JC152
, 4J029JF131
, 4J029JF141
, 4J029JF181
, 4J029JF321
, 4J029KB02
, 4J029KE02
, 4J029KE03
引用特許:
前のページに戻る