特許
J-GLOBAL ID:200903075253150195
デイーゼルエンジンの暖機装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308056
公開番号(公開出願番号):特開平5-141282
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 アイドルアップを行った際に起こるエンジン回転数やアクセル開度の上昇を車両の発進やレーシングと誤認するのを防止可能とする。【構成】 排気絞りが開始されてから所定時間内は、発進又はレーシングの判定基準は現在のエンジン回転数NEと学習回転数TNEとの回転数差ΔNEと、アイドルアップに伴うエンジン回転数の増加量よりも大きい基準値NE2の大小に基づいて判断する。また、所定時間経過後は、発進又はレーシングの判定基準は回転数差ΔNEと、基準値NE2に比べて小さい基準値NE1の大小に基づいて判断する。従って、アイドルアップが行われた場合であっても、回転数差ΔNEが基準値NE2を越えることはなく、排気絞りは解除されない。また、所定時間経過後において発進又はレーシングが行われた場合には、差ΔNEの値は基準値NE1をただちに越えるので、排気絞りは速やかに解除される。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの排気通路途中に設けられて排気絞りを行うために作動させる排気絞り機構と、前記ディーゼルエンジンへの供給燃料を増量してアイドルアップを行うために作動させるアイドルアップ機構と、前記ディーゼルエンジンのアイドリング時にその暖機を図るべく、前記排気絞り機構を作動させるとともに前記アイドルアップ機構を作動させるように制御する暖機制御手段と、前記ディーゼルエンジンの回転数又はその回転数変化に相当するアクセル開度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記排気絞り機構の作動有無にかかわらずアイドルアップ時における回転数又はアクセル開度を学習する学習手段と、前記検出手段により検出される現在の回転数又はアクセル開度と前記学習手段による学習値との差を求め、その差が予め定められた基準値以上であると判断したときに前記排気絞り機構及びアイドルアップ機構の作動を解除する排気絞り解除制御手段と、前記排気絞り機構の作動が開始されてから所定時間が経過する以前は、その所定時間が経過した以降に比べて前記基準値を大きな値とする基準値変更手段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの暖機装置。
IPC (4件):
F02D 9/04
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
, F02D 45/00 340
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