特許
J-GLOBAL ID:200903075254803664
液晶表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234430
公開番号(公開出願番号):特開平11-073137
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 何ら特別な遮光対策を講じることなく、液晶表示素子の表示部の外周部から漏れるバックライトの光を遮光することができるとともに、組立作業の作業性の向上が図れる液晶表示装置を提供する。【解決手段】 赤外線検知式のタッチスイッチ53が配設された回路基板47の開口部45の外周部と液晶表示素子33との間に、防塵等のための矩形環状の弾性部材49と、回路基板47と液晶表示素子33の金属製のケーシング20との間の電気的な絶縁のための矩形環状の絶縁フィルム51とを挟込んである液晶表示装置41において、その弾性部材49と絶縁フィルム51とを一体に形成する一方、絶縁フィルム51を遮光性を有する部材で形成し、液晶表示パネル19のケーシング20の開口部20aから露出している部分の周縁部31から漏れる蛍光灯37からの不要な光を絶縁フィルム51により遮光するようにしてある。
請求項(抜粋):
液晶表示パネルとバックライトとが金属製のケーシング内に備えられ、そのケーシングの前面部の開口部から前記液晶表示パネルの表示部を含む領域が露出されてなる液晶表示素子と、所定の電子素子が配設され、前記液晶表示素子の前記表示部よりも大きな開口部が設けられた回路基板とを有し、前記液晶表示素子の前記表示部を前記回路基板の前記開口部に対向させるとともに、前記回路基板の裏面側における前記開口部の外周部と前記液晶表示素子の前面部との間に、防塵等のために設けられる矩形環状の弾性部材と、前記回路基板と前記ケーシングとの間の電気的な絶縁のために設けられる矩形環状の絶縁フィルムとを前記絶縁フィルムを前記液晶表示素子側にして積層して挟込んである液晶表示装置であって、前記弾性部材と前記絶縁フィルムとを一体に形成する一方、前記絶縁フィルムを電気絶縁性とともに遮光性を有する部材で形成するとともに、前記絶縁フィルムが前記ケーシングの前面側に面した部分とともに、前記液晶表示パネルが前記ケーシングの前記開口部から露出した露出領域における前記表示部の外側に位置する周縁部を覆うように、前記絶縁フィルムの外径と内径の差である径方向に対する幅を内方に拡大させ、前記バックライトから発せられ、前記液晶表示パネルの前記表示部以外の部分を通過して、前記液晶表示パネルの前記露出領域の前記周縁部から漏れる不要な光を前記絶縁フィルムにより遮光することを特徴とする液晶表示装置。
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