特許
J-GLOBAL ID:200903075257906316

金属板の耳屑切断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302817
公開番号(公開出願番号):特開平10-146671
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 溶断の際の加熱によって反ってしまう耳屑片の熱変形した部位によって、切断手段のノズル等の切断中の移動経路が妨げられて作業に支障が生じたり、場合によっては該熱変形部位への接触によって該切断手段等の設備に損傷を生じてしまうことを防止する。【解決手段】 耳屑片3を点Dから点Cへ長手方向に切断した後に、点Bから点Cへと短辺方向に切断すると、寸法LDで示される部分が熱変形で反ってしまう。長手方向の切断は点Dから点Aまでのみ行った後に、短辺方向の切断を点Bから点Cへ行い、次の耳屑片の切断で点Aから点Cを通過し継続するような長手方向の切断を行う。点Bから点Cへ切断する際に、耳屑片3は金属板母材1に点Aから点Cで接続されているため、熱変形の反りが抑制される。
請求項(抜粋):
耳屑を長手方向に沿って切断する際に、適宜、短辺方向に沿って切断することにより、短冊状の複数の耳屑片に耳屑を切り離す金属板の耳屑切断方法において、切断しようとする金属板の、切断部からの熱変形範囲に応じて予め、変形防止切残し寸法を定めておき、実際に耳屑片を短冊状に切断する際には、まず、短冊状耳屑の耳屑予定長さ寸法よりも前記変形防止切残し寸法だけ短くなる、長手方向切断終端位置まで耳屑の長手方向を切断し、次いで、短冊状耳屑片の長手方向の長さが前記耳屑予定長さ寸法となる短辺切断開始位置で、短辺方向を切断し、又、再び次の短冊状の耳屑片を切断する際には、前回の長手方向切断終端位置から、今回の短冊状耳屑片が前記耳屑予定長さ寸法よりも前記変形防止切残し寸法だけ短くなる、今回の長手方向切断終端位置まで耳屑の長手方向を切断することで、前回の耳屑片の切り離しと、今回の耳屑片の長手方向切断とを行い、上記の長手方向切断及び短辺方向切断を、所望の辺の耳屑切断が完了するまで繰り返すようにしたことを特徴とする金属板の耳屑切断方法。
IPC (5件):
B23K 7/00 506 ,  B23K 7/00 ,  B23K 10/00 501 ,  B23K 26/00 320 ,  B23K 31/00
FI (5件):
B23K 7/00 506 ,  B23K 7/00 B ,  B23K 10/00 501 A ,  B23K 26/00 320 A ,  B23K 31/00 F

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