特許
J-GLOBAL ID:200903075257916427

歯車式ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328450
公開番号(公開出願番号):特開平5-164060
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 摺動部に流体膜を安定に形成し、直接接触による摩耗や摩耗に伴う騒音ならびにポンプ効率の低下を防止するようにした製作の容易な歯車式ポンプを提供する。【構成】 インナロータ13およびアウタロータ14の両端面に各同心円上に形成される凹部13a、14aは、インナロータ13の外歯面またはアウタロータ14の内歯面の各歯面から閉じるように独立して形成され、回転時に吸入ポート21または吐出ポート22と一時的に連通する。回転時、吸入ポート21に凹部13a、14aが連通している間に凹部13a、14aに燃料が充満し、吸入ポート21に凹部13a、14aが非連通となったときはこの凹部の充満燃料がインナロータおよびアウタロータの摺接面に供給される。凹部13a、14aは歯面に向けて閉じた溝状のものであるから、溝内の保有燃料により有効に油膜が形成され、油膜切れによる摩耗を防止する。
請求項(抜粋):
外周部に外歯が形成されるインナロータと、内周部に前記外歯に噛み合う内歯が形成され、前記インナロータ回転中心の偏心位置に回転中心をもつアウタロータと、前記インナロータと前記アウタロータを収容するとともに、前記インナロータと前記アウタロータとの間に形成される複数の容積室に対応して吸入ポートと吐出ポートとを有するケーシングとを備え、前記インナロータと前記アウタロータとを回転駆動して前記吸入ポートから前記吐出ポートへ流体を圧送する歯車式ポンプにおいて、前記インナロータまたは前記アウタロータの端面に形成され、前記吸入ポートまたは前記吐出ポートと一時的に連通する凹部であって、前記外歯または前記内歯の各歯面から閉じる位置に形成される凹部を有することを特徴とする歯車式ポンプ。
IPC (3件):
F04C 2/10 341 ,  F02M 37/08 ,  F04C 15/00

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