特許
J-GLOBAL ID:200903075259256785
引戸用ブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
柳野 隆生
, 森岡 則夫
, 関口 久由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-044961
公開番号(公開出願番号):特開2008-208586
出願日: 2007年02月26日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】移動速度が大きくても騒音や損傷が発生することがなく、引戸を自動閉止する。【解決手段】上枠に取着するケース1に前後スライド可能に支持され、ラック4A及び摩擦面4Bが形成されたスライダ、スライダ3を引戸閉方向に付勢するばね9、ラック4Aに係合する回転ダンパ10、摩擦面4Bと摺動する可動ブレーキ片11、スライダ3により揺動可能に支持され、左方開口凹部が形成された揺動部材6等からなり、掛止片7Dを掛止部31Aに掛止させ、ばね9が伸長した状態の待機状態WTと、前記掛止を解除した作動状態DRとをとることができ、待機状態WTで引戸を閉じる際には引戸上面の突ピン40が揺動部材6に当接して前記凹部に係合し、揺動部材6を揺動させ前記作動状態WTになる。回転ダンパ10及び可動ブレーキ片11による制動力を受けながら、ばね9により引戸を閉方向へ付勢して閉止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
引戸の上部が係合する開口部上側の枠体又は引戸の上面に取り付けられるケースと、
該ケースに引戸の開閉方向にスライド可能に支持され、その長手方向にラック及び摩擦面が形成されたスライダと、
前記ケース及びスライダに連結され、引戸を閉じる際に前記スライダが移動する方向に前記ケースに対して前記スライダを付勢する引張コイルばねと、
前記スライダのラックに係合するピニオンを有し、引戸を閉じる際に前記スライダが移動する方向に作用する一方向回転ダンパと、
前記スライダの摩擦面と摺動する摺動部が形成され、引戸を閉じる際に前記スライダが移動する方向に行くにしたがって前記摩擦面に近づく方向に斜めに平行移動可能に支持され、前記摺動部が前記摩擦面に近づく方向に弾性体により付勢された可動ブレーキ片と、
前記スライダにより垂直軸まわりに揺動可能に支持され、引戸面に略直交する水平方向に開口する凹部が形成された平面視略コ字状の揺動部材とを備え、
該揺動部材の掛止片を前記ケース内面に設けられた掛止部に掛止させ、前記引張コイルばねが伸長した状態で保持された待機状態、及び、前記掛止部への前記掛止片の掛止を解除した作動状態をとることが可能な引戸用ブレーキ装置であって、
前記待機状態で引戸を閉方向へ移動させた際には、引戸の上面又は上枠の下面から突出する駆動部材が前記揺動部材に当接してその凹部に係合し、前記揺動部材が揺動して前記作動状態となり、前記一方向回転ダンパ及び可動ブレーキ片又は前記一方向回転ダンパによる制動力を受けながら、前記引張コイルばねにより引戸が閉方向へ付勢されて閉状態となり、該閉状態から引戸を開方向へ移動させた際には、前記駆動部材により前記揺動部材が揺動し、前記駆動部材と前記揺動部材の凹部との係合が解除されて前記待機状態に復帰する引戸用ブレーキ装置。
IPC (3件):
E05F 5/02
, E05F 3/14
, E05F 1/16
FI (3件):
E05F5/02 A
, E05F3/14
, E05F1/16 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
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緩衝装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-007250
出願人:株式会社ムラコシ精工
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特許第3423180号公報(図1-7)
審査官引用 (1件)
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