特許
J-GLOBAL ID:200903075266894096

コードレス通信システムの電力節約方法及びそれを用いた装置とシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-120158
公開番号(公開出願番号):特開平6-350508
出願日: 1994年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 バッテリー電源携帯型通信システムを動作させる際の強力な電力節約方法及びその方法に基づいて構成される通信システムを提供する。【構成】 通信システムの待機時間を複数の異なったレベルの走査モードと休止モードに分け、システムが間欠的に走査モードに入るようにする。2つの連続する走査期間の間の遅延時間の長さは、休止モードの各レベルに対応してそれぞれ所定の長さになっている。通信システムは、待機時間の履歴に応じて休止モードの異なったレベルに入る。経過した待機時間が長い程、休止期間の長いレベルに入り、走査の頻度が下がる。受信又は送信が行われると待機時間はリセットされる。
請求項(抜粋):
走査し空中から信号を受信する受信機が、受信するべき信号が到来しないときは待機状態の期間に入り、該待機状態の間、空中からの信号を走査するための動作状態と、予め定められた遅延時間の間電力消費を減らすために動作しない非動作状態とを、予め定められた走査頻度で交互に繰り返す電力節約方法において、該待機期間を、連続した時間帯の数に対応する複数のセクションに分割し、該時間帯の各々について遅延レベルを定め、各遅延レベルが1つの遅延時間間隔に対応するようにし、該遅延レベルの各々について走査頻度を定め、受信機が、該受信機の属する時間帯に対応し且つ該受信機の待機時間の履歴に応じて定まる遅延レベル及び走査頻度に従って動作状態に入り、待機時間の履歴を記録し、該待機時間の履歴と該時間帯の定義とを比較し、受信機が属するべき時間帯を定め、待機時間の履歴を更新し、受信機が始めに属していた時間帯を超えた時はその次の時間帯に入り、受信機が該次の時間帯の走査頻度で走査し且つその遅延時間の間休止することができるようにし、更に、該比較と該更新とを、コードレス通信システムを経る通信の起動によって中断される迄繰り返すことを特徴とするコードレス通信システムの電力節約方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-291834
  • コードレス電話装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-159332   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-291834
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