特許

J-GLOBAL ID：200903075287593711

ステンレス鋼製真空二重容器の製造方法

発明者： 里見 泰彦 ,  伊藤 精一 ,  落合 利充 ,  大塚 栄二 ,  山木 純
出願人/特許権者： 日本酸素株式会社
代理人 (1件)： 牛木 護
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-032239
公開番号（公開出願番号）：特開平6-245868
出願日： 1993年02月22日
公開日（公表日）： 1994年09月06日
要約：

【要約】【目的】 ステンレス鋼表面の自己不動態化処理により、真空加熱後の困難な酸化皮膜の除去処理を一掃する。【構成】 ステンレス鋼製内容器2、外容器4を結合して二重容器本体1を形成する。二重容器本体1を真空加熱処理する前に、二重容器本体1の一部または全部を電解研磨または酸洗等の化学的研磨処理を行う。この後に二重容器本体1を真空、加熱処理して空隙部3を真空封止する。【効果】 加熱処理時には内容器2、外容器4における酸化皮膜の生成が抑制され、加熱後の困難な酸化皮膜の除去処理を一掃できる。不動態化を容易にかつ確実に実施可能としたものである。

請求項（抜粋）：

ステンレス鋼製内容器とステンレス鋼製外容器の口部を結合して二重容器本体を形成し、前記二重容器本体を真空、加熱処理して前記内容器と外容器との空隙部を真空封止するステンレス鋼製真空二重容器の製造方法において、前記二重容器本体の少なくとも一部を真空、加熱処理前に電解研磨または化学研磨を行い、自己不動態化による保護皮膜を形成したことを特徴とするステンレス鋼製真空二重容器の製造方法。

IPC (6件)：

A47J 41/02 102 ,  C23C 8/02 ,  C23C 8/14 ,  C23F 3/04 ,  C25F 3/16 ,  C25F 3/24