特許
J-GLOBAL ID:200903075287892620

導波管・伝送線路変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291823
公開番号(公開出願番号):特開2001-111312
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 導波管の管幅のバラツキに対して、共振周波数等の特性のバラツキ(劣化)が生じにくい導波管・伝送線路変換器の構造を実現する。【解決手段】 伝送線路から入力された電波は,ストリップ線路3から,それに近接して設けられている整合素子6に電磁的に結合し,導波管2へ伝わる。この整合素子はある周波数で共振し,この共振周波数において,変換損失は最小になる。この共振周波数は,整合素子の大きさだけでなく,接地金属層5の内径によっても変化する。本構造では、共振周波数は、接地金属層5の内周形状の大きさや形等によって決定することができ、導波管の内壁の大きさを変えても,共振周波数はほとんど変化しない。
請求項(抜粋):
導波管により伝送される電力と、ストリップ線路により伝送される電力とを相互に変換可能な導波管・伝送線路変換器において、前記導波管の開口部に位置する、切り込みを有する短絡金属層と、前記切り込みの内側に、前記短絡金属層と離して、その一端が配置されたストリップ線路と、前記導波管開口部又は前記導波管内に、前記短絡金属層と略平行に配置された誘電体基板と、前記誘電体基板の、前記短絡金属層が位置する側とは反対側の面Aの略中央に配置された整合素子とを備え、前記ストリップ線路と前記整合素子とが互いに接近して配置されることにより、前記ストリップ線路と前記整合素子とが互いに電磁的に結合されており、前記面Aの前記整合素子の周囲に、前記整合素子の外周より一定間隔以上の距離をおいて、前記導波管にアースされた第1接地金属層を備え、前記第1接地金属層の内周によって囲まれる前記面A上の領域S1が、前記導波管の内壁によって囲まれる前記面A上の領域S2の真部分集合となる様に、前記第1接地金属層が形成・配置されていることを特徴とする導波管・伝送線路変換器。
IPC (2件):
H01P 5/107 ,  H01P 5/02 603
FI (2件):
H01P 5/107 B ,  H01P 5/02 603 A

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