特許
J-GLOBAL ID:200903075289313210

ディファレンシャルの接合面シール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336899
公開番号(公開出願番号):特開平11-165548
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 液状ガスケットをフランジシールとして用いることにより、成形ガスケットを用いるのに比べて経時的なヘタリが無く安価であるのに加え、シール剤のはみ出し防止と、シール剤の硬化時間短縮と、シール性の向上とが併せて達成されるディファレンシャルの接合面シール構造を提供すること。【解決手段】 シリコーンシール剤Sを一方のフランジ面に塗布し、ボルト締結により両フランジ面間にシリコーンシール剤Sを介装させ、これを硬化させた液状ガスケットをフランジシールとして用いたディファレンシャルの接合面シール構造において、デフハウジング1,2のフランジ面1a,2aとサイドベアリングハウジング取付穴1b,2bとが交差する位置の面取り部1c,2cを大きくして第1のシール剤溜り部11を形成し、サイドベアリングハウジング10のフランジ面10aの外周位置に設けた段差開放溝10bにより外気と連通する第2のシール剤溜り部12を形成した。
請求項(抜粋):
内部にオイルが貯留されるデフハウジングと、該デフハウジングに収納される差動装置と、該差動装置のデフケースを支持するサイドベアリングと、該サイドベアリングを支持するサイドベアリングハウジングとを備え、サイドベアリングハウジングをデフハウジングに固定するに際し、シール剤を一方のフランジ面に塗布し、ボルト締結により両フランジ面間にシール剤を介装させ、これを硬化させた液状ガスケットをフランジシールとして用いたディファレンシャルの接合面シール構造において、前記デフハウジングのフランジ面とサイドベアリングハウジング取付穴とが交差する位置及びその近傍に第1のシール剤溜り部を形成し、前記サイドベアリングハウジングのフランジ面の外周位置に外気と連通する第2のシール剤溜り部を形成したことを特徴とするディファレンシャルの接合面シール構造。
IPC (3件):
B60K 17/16 ,  F16H 57/04 ,  F16J 15/14
FI (3件):
B60K 17/16 Z ,  F16H 57/04 Z ,  F16J 15/14 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-186669
  • 特開昭63-207722
  • 特公昭45-007126

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