特許
J-GLOBAL ID:200903075291752530

複シリンダ型ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 友一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-349610
公開番号(公開出願番号):特開平9-177842
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 複シリンダ型ディスクブレーキにて、キャリパの構造を左右で同一構造とすることによりキャリパ加工の標準化を図りつつ、ピストンシリンダ構造の異径化と同等の作用を行わせる。【解決手段】複シリンダ型ディスクブレーキは、ロータの回転方向に沿ってキャリパに複数のシリンダ14、16を形成し、これらに装着されるピストン20、22によってパッド18をロータに押し付け可能としている。ロータ回転方向に配列される複数のシリンダの径を同径とし、ロータ回入側のシリンダ14に装着されるピストン20のパッド押圧部にパッド接触面積を調整可能な押圧リング24を取り付ける。ロータ回出側のピストンはそのままである。これによりロータ回入側と回出側でのピストンによるパッド接触面積を変え、ピストンシリンダの異径化と同等の作用を実現できる。または、ロータ回転方向に配列される複数のシリンダの径を同径とし、このシリンダに装着されるロータ回入側のピストンのパッド押圧部の外周を切削して小径化し、ロータ回入側と回出側でのピストンによるパッド接触面積を変える。
請求項(抜粋):
ロータの回転方向に沿ってキャリパに複数のシリンダを形成し、これらに装着されるピストンによってパッドをロータに押し付け可能とした複シリンダ型ディスクブレーキにおいて、ロータ回転方向に配列される複数のシリンダの径を同径とし、ロータ回出側または回入側のシリンダに装着される少なくとも一方のピストンのパッド押圧部にパッド接触面積を調整可能な押圧部材を取り付け、ロータ回入側と回出側でのピストンによるパッド接触面積を変えたことを特徴とする複シリンダ型ディスクブレーキ。

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