特許
J-GLOBAL ID:200903075304007430

洗浄剤組成物および洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 臼村 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110147
公開番号(公開出願番号):特開平8-283797
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【構成】 HLB4〜16の非イオン性界面活性剤、低級アルコールまたはフェノールのアルキレンオキシド付加物系の溶剤、カルボン酸もしくはジカルボン酸およびベンゾトリアゾール又はベンズイミダゾール系の含窒素複素環化合物を併用した防錆成分、ならびに水を配合した、金属化工部品の洗浄に最適な洗浄剤組成物。【効果】 脱脂力に優れ、すすぎ無しでも乾燥後にシミが残らず、さらに防錆、防食性を付与したすすぎ工程不要の水系洗浄剤及び洗浄方法が実現できる。排水処理設備が不要となるために大きな設備投資が不要となり、洗浄工程の簡略化できるという利点がある。
請求項(抜粋):
下記の(A)、(B)、(C)、(D)および(E)成分を含有することを特徴とする、すすぎ工程不要の洗浄剤組成物。(A)HLB4〜16の非イオン性界面活性剤の1種又は2種以上:1〜30重量%(B)化1の一般式(I)で表される溶剤の1種又は2種以上:1〜30重量%【化1】R1-O(A1O)n-R2 ...(I)(R1 :炭素数1〜9のアルキル基もしくはアルケニル基、フェニル基又は、炭素数7〜11のアルキルフェニル基もしくはアルケニルフェニル基もしくはアルキルオキシフェニル基R2 :水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、アルケニル基A1 :炭素数2〜4のアルキレン基n:アルキレンオキシドA1O の平均付加モル数を表し、1〜20の数。但し、同一のアルキレンオキシドが単独で付加していてもよく、2種類以上のアルキレンオキシドが混合して付加していてもよい。)(C)化2の一般式(II)で表されるカルボン酸又は化3の一般式(III)で表されるジカルボン酸もしくはその酸無水物の1種または2種以上:(D)成分との合計量として0.1〜20重量%【化2】R3-COOM1 ...(II)(R3 :炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル基もしくはアルカノール基、フェニル基もしくはフェノール基、又は炭素数7〜30のアルキルフェニル基、アルケニルフェニル基もしくはアルキルオキシフェニル基M1 :水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、アルカノールアミン又はアルキルアミンによる塩を示す。)【化3】M2-OOC-R4-COO-M2 ...(III)(R4 :炭素数1〜40の2価のアルキル基(すなわちアルキレン基)、2価のアルケニル基(すなわちアルケニレン基)、2価のアルカノール基、2価のフェニル基(すなわちフェニレン基)、2価のフェノール基、又は炭素数7〜40の2価のアルキルフェニル基もしくは2価のアルケニルフェニル基M2 :水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、アルカノールアミン又はアルキルアミンによる塩を示す。)(D)化4の一般式(IV)で表わされる含窒素複素環化合物の1種又は2種以上:(C)成分との合計量として0.1〜20重量%【化4】(R5 :水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基もしくはアルケニル基、カルボン酸もしくはそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニアもしくはアルカノールアミンによる塩、又はカルボン酸エステル(エステルは炭素数1〜6のアルキルもしくはアルケニル)R6 炭素原子又は窒素原子M3 :水素原子、ハロゲン原子、アルカリ金属)(E)水:20〜97.9重量%
IPC (5件):
C11D 10/04 ,  C23G 5/036 ,  C11D 1:66 ,  C11D 3:20 ,  C11D 3:28
FI (2件):
C11D 10/04 ,  C23G 5/036

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