特許
J-GLOBAL ID:200903075304539823
騒音低減装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-014038
公開番号(公開出願番号):特開2008-179979
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【解決課題】騒音が指向性を有していても、騒音源から拡散する騒音を広い範囲で低減することができるようにする。【解決手段】騒音源からの騒音が指向性を有する場合には、信号処理部によって、センサーマイク及びスピーカ近接マイク38の音波情報に基づいて、騒音源からの騒音の指向性を算出し、算出された指向性に応じて、指向性補正係数を各スピーカ12について算出して、各遅延回路に指向性補正係数を設定し、指向性補正係数に応じて制御音の大きさを補正するように、低減信号の振幅を補正する。これにより、各スピーカ12から放音された制御音の指向性と騒音の指向性とが同じになるため、騒音源からの騒音が指向性を有していても、制御点を含む広い範囲で、騒音源からの騒音が打ち消される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
低減対象となる騒音の周波数帯域における最大周波数に対応する波長の1/2に相当する長さ以下の間隔で配列された複数のスピーカを備えたスピーカユニットと、
騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するマイクロホンと、
前記音響信号に基づいて、前記スピーカユニットから前記騒音源と反対側における騒音を低減するための低減信号を生成する生成手段と、
前記スピーカから放音された制御音の波面の包絡面が前記騒音の波面に相当するように、前記低減信号を、前記騒音源と遅延させた低減信号に基づいた制御音を放音する前記複数のスピーカとの距離の各々に応じた時間だけ各々遅延させる処理を行う処理手段と、
前記処理手段で処理された信号を前記複数のスピーカの各々に入力する入力手段と、
前記騒音源からの騒音の指向性を算出する指向性算出手段と、
前記指向性算出手段によって算出された指向性に基づいて、前記複数のスピーカから放音される制御音の指向性と前記騒音源からの騒音の指向性とが同じになるように、前記複数のスピーカの各々から放音される制御音の大きさを補正する補正手段と、
を含む騒音低減装置。
IPC (5件):
E01F 8/00
, G10K 11/178
, H04R 1/40
, H04R 3/12
, H04R 3/00
FI (6件):
E01F8/00
, G10K11/16 H
, H04R1/40 320Z
, H04R1/40 310
, H04R3/12 Z
, H04R3/00 320
Fターム (8件):
2D001AA01
, 2D001BA01
, 2D001CD06
, 5D018AF24
, 5D018BB24
, 5D020AD01
, 5D020BB04
, 5D061FF01
引用特許:
出願人引用 (1件)
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騒音低減装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-329207
出願人:株式会社竹中工務店
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