特許
J-GLOBAL ID:200903075314238716
内燃機関のインジェクタに空気を供給する2段式バルブ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077990
公開番号(公開出願番号):特開平8-093605
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 スロットル装置近傍に取付けられ、インジェクタおよびマニフォールドに供給される空気流量を単純な構造により適正に制御する2段式バルブを提供すること。【構成】 インジェクタおよびマニフォールド2に供給される空気流量を制御する2段式バルブにおいて、ピストン25のみがアクチュエータ23に連結され、ピストン25と一体に係合手段30が移動され、ピストン25が弁座27に当接した位置から離れて移動する第1のストロークの後に、係合手段30がピストン15と一体に移動される係合手段19に係合され、これにより、ピストン15が弁座14に当接した位置から離れて移動する第2のストロークにおいて、ピストン15がピストン25に連動して移動される。
請求項(抜粋):
第1に、内燃機関の燃料噴射システムのインレット・マニフォールド(2)へ燃料を噴射するための少なくとも1つの空気補助式インジェクタに空気を供給するために用いられ、第2に、管路(3)内で回転可能であるバタフライバルブのようなスロットル部材(8)をバイパスするとともに前記インレット・マニフォールド(2)に供給される空気の流量を制御するために用いられ、第1および第2のピストン(25,15)からなる移動構造体を内部に備えた本体(10)を有して構成され、それぞれの前記ピストンは、弾性部材(20,28)により付勢されて、漏れが最小限に抑えられた状態で、それぞれ第1の弁座(27)および第2の弁座(14)に当接され、これにより、前記本体(10)内に形成され、前記スロットル部材(8)の上流部から空気が供給される少なくとも1つの吸気口(12)と、前記本体(10)に形成された2つの排気口(31,32)のそれぞれとの間の連通が最小限に抑えられ、前記第1の排気口(31)を通して、前記空気補助式インジェクタへ空気が供給され、前記第2の排気口(32)を通して、前記スロットル部材(8)の下流部において前記インレット・マニフォールド(2)へ空気が供給され、前記移動構造体は、アクチュエータ(23)により、前記弾性部材(20,28)の付勢力に抗して移動可能であり、前記移動構造体が移動される際には、前記ピストン(15,25)がそれぞれ対応する前記弁座(14,27)から離間されて、前記排気口(31,32)と対応する前記吸気口(12)とが連通される2段式バルブにおいて、前記第1のピストン(25)のみがアクチュエータ(23)に連結され、前記第1のピストンと一体に第1の係合手段(30)が移動され、前記第1のピストン(25)が前記第1の弁座(27)に当接した位置から離れて移動する第1のストロークの後に、前記第1の係合手段が前記第2のピストン(15)と一体に移動される第2の係合手段(19)に係合され、これにより、前記第2のピストン(15)が前記第2の弁座(14)に当接した位置から離れて移動する第2のストロークにおいて、前記第2のピストン(15)が前記第1のピストン(25)に連動して移動されることを特徴とする2段式バルブ。
IPC (5件):
F02M 69/00 310
, F02D 9/14
, F02M 69/32
, F02M 23/04
, F02M 69/04
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