特許
J-GLOBAL ID:200903075315432290

ゴム変性ビニル芳香族樹脂組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015534
公開番号(公開出願番号):特開平7-224124
出願日: 1994年02月09日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 連続相の分子量分布と分岐構造を制御することにより、流動性と耐衝撃強度のバランスに優れたゴム変性ビニル芳香族樹脂組成物を製造し得る効率的な製造方法を提供する。【構成】 ゴム状重合体のビニル芳香族単量体溶液を調整し、ゴムにビニル芳香族重合体がグラフトするに充分な転化率までラジカル重合させ、残存するビニル芳香族単量体をアニオン重合させる。アニオン重合の開始剤及びまたは停止剤によって分岐度を制御し得る。ついで回収工程で不活性溶媒の回収を行なう。
請求項(抜粋):
ビニル芳香族重合体の連続相中にゴム状重合体が分散相として存在するゴム変性ビニル芳香族樹脂組成物を得る方法において、下記第1〜第4の工程を有することを特徴とするゴム変性ビニル芳香族樹脂組成物の製造方法。1.ゴム状重合体のビニル芳香族単量体の溶液、またはゴム状重合体のビニル芳香族単量体と不活性溶媒の溶液を調整する第1の工程。2.第1の工程を経た溶液中のビニル芳香族単量体をラジカル重合させ、ゴム状重合体にビニル芳香族重合体をグラフトさせる第2の工程。3.第2の工程を経た重合体の溶液に、アニオン重合開始剤を加え未反応のビニル芳香族単量体の重合を行い、ビニル芳香族重合体を生成させる第3の工程。4.第3の工程を経た重合液に揮発性成分除去操作を施し、未反応単量体または不活性溶媒を除去する第4の工程。
IPC (2件):
C08F279/02 MQP ,  C08F291/02 MRB

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