特許
J-GLOBAL ID:200903075320458450

純粋蒸気製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森脇 康博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-338591
公開番号(公開出願番号):特開2000-161602
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 製薬及び食品製造の工程で使用される純粋蒸気製造装置に関し、加熱器と蒸発缶、及び気液分離器を1つに構成して配管接続をなくすこと。【解決手段】 加熱器の機能を備えた加熱缶部10と、蒸気を発生する機能と気液分離機能を備えた蒸発缶部20とを上下一体に結合し、加熱缶部は供給水取入口1から取入れた供給水を伝熱管2,3を通して加熱し発生蒸気の圧力で蒸発缶部の上部受入口にダイレクトに圧送する構成とし、蒸発缶部には上部受入口から圧送された蒸気の混合体が円筒部5内を下降して下部膨張室6で膨張拡散するように機能する蒸発缶構造と、膨張室から環状室7を上昇して圧力を高め、サイクロン8により旋回しながら更に液滴を分離して取出口より連続的に取出すようにした分離機器構造とを、備えることにより配管接続の問題、設置場所、及び製作、管理等の問題を解消し、簡単な構成で効率よく高純度の蒸気を発生させるものを提供する。
請求項(抜粋):
高純度蒸溜水または純粋蒸気を製造する装置であって、加熱器の機能を備えた加熱缶部(10)と、蒸気を発生させる機能と気液分離機能を備えた蒸発缶部(20)とを上下一体に結合したものからなり、前記加熱缶部(10)は供給水取入口(1)から取入れた供給水を伝熱管(2.3)を通して加熱し発生蒸気の圧力で蒸気と液滴の混合状態にして蒸発缶部(20)の上部受入口(4)にダイレクトに圧送する構成とされ、また蒸発缶部(20)には上部受入口(4)から圧送された蒸気の混合体が円筒部(5)内を下降して下部膨張室(6)で膨張拡散するように機能する蒸発缶構造と、膨張室(6)から環状室(7)を上昇して圧力を高め、サイクロン(8)により旋回しながら更に液滴を分離して取出口(9)より連続的に取出すように機能する分離機器構造とを、備えてなることを特徴とする純粋蒸気製造装置。
IPC (2件):
F22B 1/08 ,  F22B 37/32
FI (2件):
F22B 1/08 ,  F22B 37/32 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078439   出願人:株式会社日阪製作所
  • 清浄蒸気発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-065506   出願人:進栄株式会社
  • 気水分離器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-326409   出願人:株式会社日立製作所

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