特許
J-GLOBAL ID:200903075329374284

位相シフト/振幅補正回路、及びこれを用いた位相生成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241352
公開番号(公開出願番号):特開平7-177184
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 位相差/振幅補正回路、及び位相生成回路に関し、直角位相の関係にあり且つ等しい振幅をもつことが要求される2つの信号の生成、及びこれら信号に対する補正を高い精度で実現することを目的とする。【構成】 直角位相で且つ等しい振幅であることが要望される2つの信号I, Qを入力として受信する第1の直角位相比較器7,9を設ける。位相調整手段は、上記各信号の内、少なくとも一方の信号の位相を補正して、上記信号間の90度からの位相差を再設定する。更に、上記各信号の和及び差を生成する手段13,14を設け、第2の直角位相比較器17,19が、上記計算された各信号における90度からの実際の差を示す第2の誤差信号を提供するようにする。第2の誤差信号は、振幅調整手段66,60に送られ、ここで上記各信号の内、少なくとも一方の信号の振幅を補正する。
請求項(抜粋):
直角位相の関係にあり且つ等しい振幅をもつことが要求される2つの正弦波信号(I, Q)のための位相シフト/振幅補正回路であって、前記2つの信号を入力として受信し、且つ、前記各信号における実際の位相シフトの90度からの差を電圧で表した第1の誤差信号を出力として提供する第1の直角位相比較器(7,9)と、前記第1の誤差信号に応答して、前記各信号のうちの少なくとも一方の信号の位相を修正し、前記2つの信号間の90度からの位相差を再び確立する位相調整手段(42)とを備える位相シフト/振幅補正回路において、前記補正回路に、前記各信号に対して2つの線形的な組合せを予め設定するためのアナログ演算処理手段(13,15)であって、前記予め設定される線形的な組合せの各係数の選択に際し、前記2つの信号(I, Q)が直角位相の関係にあり且つ等しい振幅をもつときに前記線形的な組合せが直角位相の関係になるように各係数を選択するアナログ演算処理手段と、前記2つの線形的な組合せを入力として受信し、且つ、前記直線的な組合せにおける実際の位相シフトの90度からの差を表わす第2の誤差信号を出力として提供する第2の直角位相比較器(17,19)と、前記第2の誤差信号に応答して、前記2つの信号の内、少なくとも一方の振幅を修正して前記2つの信号の各振幅を同じに再設定する振幅調整手段(66,660)と、が設けられていることを特徴とする位相シフト/振幅補正回路。

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