特許
J-GLOBAL ID:200903075331415320

電気炉の排ガス処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358451
公開番号(公開出願番号):特開平11-179129
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 電気炉排ガスの顕熱及び潜熱の総和エネルギーを最大限利用して、ダイオキシンの燃焼分解に必要な条件を安定的に持続させる。【解決手段】 電気炉1から発生する高温の排ガス1aを、炉内天井の燃焼チャンバー3で燃焼させ、更に別の燃焼室2で燃焼した排ガスを急冷塔9、10に導き、その排ガスを80°C以下まで冷却し、次いで集塵装置12としてのバグフィルターで排ガスを浄化する。電気炉上部炉壁に補助燃焼用のバーナー8を設ける。更に、電気炉から燃焼室までに至る間が密閉化して熱ロスを減らす。【効果】 排ガスの持つエネルギーを有効に利用して、ダイオキシンを安定して除去するこことができる。
請求項(抜粋):
製鋼用電気炉の操業過程で前記電気炉から発生する高温の排ガスを燃焼室に導き、前記排ガス中の未燃ガス成分を前記燃焼室で高温燃焼させることにより前記排ガス中のダイオキシンを燃焼分解させ、次いで前記燃焼室から排出された高温の排ガスを冷却装置で冷却し、この冷却された排ガスを集塵装置に導き、この集塵装置で前記排ガスを浄化処理する製鋼用電気炉の排ガス処理方法において、前記電気炉内で発生する高温の排ガスを、前記電気炉の天井部に設けられた燃焼チャンバーで燃焼させ、この燃焼チャンバーで燃焼した排ガスを燃焼室に導き、この燃焼室で燃焼した排ガスを急冷塔に導き、この急冷塔で前記排ガスを80°C以下まで冷却し、次いで前記80°C以下まで冷却された排ガスをバグフィルターに導き、このバグフィルターで前記排ガス浄化することを特徴とする製鋼用電気炉の排ガス処理方法。
IPC (6件):
B01D 51/10 ZAB ,  B01D 53/70 ,  C22B 7/02 ,  F23J 15/06 ,  F27D 17/00 104 ,  F27D 17/00
FI (6件):
B01D 51/10 ZAB A ,  C22B 7/02 ,  F27D 17/00 104 K ,  F27D 17/00 104 D ,  B01D 53/34 134 E ,  F23J 15/00 K

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