特許
J-GLOBAL ID:200903075336484230

多室型空気調和装置用の伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049183
公開番号(公開出願番号):特開平6-265197
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 簡素,安価な構成で冷媒系統を自動判定する。【構成】 室外機Ai,冷媒分配ユニットBj,冷房専用の室内機B'j,冷暖房兼用の室内機Ckを接続する共通バスライン1の各冷媒分配ユニットの箇所に、開閉器2jを設ける。バスラインマネージャー3により、全開閉器を開いた状態で、全冷媒分配ユニットと冷房専用の室内機に仮アドレスを設定した後にこれらを閉ざす。全冷媒分配ユニットの開閉弁を閉じ,全室内機の膨張弁を全開させて、i番目の室外機Aiの圧縮機を起動させ、各室内機の熱交換器温度センサの検出信号で冷媒循環の有無を判断し、有と判断した冷房専用の室内機のアドレスを再設定した後、その室内機の膨張弁を全閉させる。上記i番目の室外機の運転時に、j番目の冷媒分配ユニットBjの開閉弁を開き、同様に冷媒循環の有無を判断し、有と判断した冷暖房兼用の室内機のアドレスを設定し、かつj番目の冷媒分配ユニットのアドレスを再設定した後、その開閉弁を閉じる。
請求項(抜粋):
室外機(Ai)に連なる冷媒配管(Pi)に、開閉弁を有して下流側の冷媒の流れを正,逆に切り換える冷媒分配ユニット(Bj)を介設し、この冷媒分配ユニット(Bj)の下流側に、膨張弁と熱交換器温度センサをもつ冷暖房兼用の室内機(Ck)を接続してなる多室型空気調和装置の上記室外機,冷媒分配ユニット,室内機を制御用の共通バスライン(1)で互いに接続した伝送装置であって、上記各冷媒分配ユニット(Bj)の箇所に設けられ、その冷暖房兼用の室内機(Ck)へ向かう共通バスライン(1)を開閉する開閉器(2j)と、多室型空気調和装置の設置時に冷媒配管系の接続が終わった際、全冷媒分配ユニット(Bj)に仮アドレスを設定した後に、上記開閉器(2j)を総て閉ざしめる仮アドレス設定手段(3)と、全冷媒分配ユニット(Bj)の開閉弁を閉ざしめ、全室内機(Ck)の膨張弁を全開させて、i番目の室外機(Ai)の圧縮機を起動させた後に、j番目の冷媒分配ユニット(Bj)の開閉弁を開かしめ、所定時間後に各室内機(Ck)の熱交換器温度センサからの検出信号に基づいて冷媒循環の有無を判断し、有と判断した冷暖房兼用の室内機(Ck)のアドレスを、i番目の室外機(Ai)及びj番目の冷媒分配ユニット(Bj)に対応付けて設定し、かつj番目の冷媒分配ユニット(Bj)のアドレスを、上記仮アドレスを参照してi番目の室外機(Ai)に対応付けて再設定した後、その冷媒分配ユニット(Bj)の開閉弁を閉ざしめるアドレス設定手段(3)を備えたことを特徴とする多室型空気調和装置用の伝送装置。
IPC (2件):
F24F 11/02 102 ,  F25B 13/00 104

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