特許
J-GLOBAL ID:200903075338310183

タンデムシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-346146
公開番号(公開出願番号):特開2002-147618
出願日: 2000年11月14日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 一次側メカニカルシール3から中間室Bに漏れた密封対象液SLの気化したガスに起因する密封性能への悪影響を解消する。【解決手段】 回転軸2と軸封部ハウジング1との間の軸周空間に、一次側及び二次側メカニカルシール3,4を軸方向二段に配置し、両メカニカルシール3,4の間の中間室Bに、その容積に満たない量で二次側メカニカルシール4の回転側の一部を浸漬可能な量の中間液CLを封入する。軸封部ハウジング1に中間室Bに臨んでガスベントラインGV1を開設し、中間室Bの円周方向と交差する邪魔板5を設ける。このため、中間液CLは、軸回転時に、邪魔板5との衝突によって撹拌・飛散されて密封摺動面4Sを潤滑し、一次側メカニカルシール3から中間室Bに漏れた密封対象液SLの気化したガスは、中間室Bの内周部に集まってガスゾーンを形成することなく、ガスベントラインGV1から排出される。
請求項(抜粋):
回転軸とその外周を包囲する軸封部ハウジングとの間の軸周空間に、一次側メカニカルシールと、その機外側の二次側メカニカルシールが軸方向二段に配置され、前記両メカニカルシールの間の中間室に、その容積に満たない量で、かつ二次側メカニカルシールの回転側の一部を浸漬可能な量の中間液が封入され、前記軸封部ハウジングに、前記中間室に臨んで開口したガスベントラインが設けられたことを特徴とするタンデムシール。
IPC (2件):
F16J 15/34 ,  F04D 29/10
FI (3件):
F16J 15/34 J ,  F16J 15/34 H ,  F04D 29/10 Z
Fターム (11件):
3H022BA06 ,  3H022CA23 ,  3H022CA39 ,  3H022CA40 ,  3H022DA00 ,  3J041AA03 ,  3J041BA04 ,  3J041BD01 ,  3J041DA01 ,  3J041DA05 ,  3J041DA12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 軸封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-173603   出願人:イーグル工業株式会社
  • 液化ガス用タンデムシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-242411   出願人:イーグル工業株式会社

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